昨日、仕事から家に帰ってきたら
娘がひとりでパニック状態になっていた。
事情を聞くと
「1週間後にテストで
学部の決まる大切なテストなのに
レポートが3つもあって
テスト勉強が間に合わない。
こんなことは生まれて初めて、ダダダダ」
ということだった。
こうなっちゃうと
目の前のできることに
意識は向かない。
その先の
「テストで失敗したらどうしよう」
「古典も数学もまだ何も手をつけていない」
という未来の妄想に
足をとられて
脳は勉強どころではなくなっているのが
よくわかる。
こういうとき
外野から何を言っても無駄だけど
助けられる可能性はある。
まず、その状態を
ありのままに受け入れてあげる
間違っても
「昼間何やってたの?」なんて言わない(笑)
可能なら背中を摩ってあげ
とにかく冷静にならせる
そして
「パニックになっている時は
必ず何かの思い込みが隠れているの。
それは事実かどうかは
今はわからないでしょ。
思い込みは過去の経験からきた
プログラムを無意識にぐるぐる回しているだけな
可能性が高いの」
と、状況を説明する。
その上で
「人間の肉体も無意識がコントロールしているでしょ。
心臓の動きを意識的に止めることはできないけど
呼吸は自分でコントロールできるのよ。
思い込みが激しいときは呼吸も浅いの。
はい、深く吸って、吐いて。
やってみて」
と、先導する。
最初はなぜか抵抗するんだけど
「できるからやってみて」
と根気よく寄り添っていると、少しずつやり始める。
「吸って、吐いて」と
深呼吸ができるようになったとき
「ほら、自分でコントロールできた。
思い込みもコントロールできるよ。
それは事実じゃない。
できることあるよ。よく見てみて」
と暗示をかけると
いつもより集中して
目の前にあることに冷静に向かい始める。
ではね!
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