押しつけられた価値観の行方2

マンガ投稿

前回の続き)
推しメンのポスターがビリビリに破かれ
かわりに
髪の毛がハリネズミのような
俳優のポスターに変わっていた続き

Mさんの話

「その日はさめざめと泣きはらし
その後も母親を恨みながら
生きていました。
ポスターを貼るのはあきらめて
密かにファンを続けていたのです。
ですが何年かして
その歌手があまり活躍しなくなったのを機に
興味が無くなっていきました。

さらに数年後
久しぶりに見たかつての推し歌手が
テレビに出ていました。
ですが昔の面影はなく
本当に髪の毛がなくなっていて
驚愕します。
そこで
「母の言うことは正しいのでは」
という概念が心のどこかに芽生えたんです。

ですがそう思いながらも、
なぜか好きになる人は
スイカ頭のような方ばかり。
(申し訳ありません、Mさんのお話を
そのまま引用させていただいております。
ご了承ください)

そうこうしているうちに
30代に突入します。

結婚を意識すると
どうしても母と結婚相手の
関係性を想像してしまいます。
結果
母親がすり替えたポスターと
そっくりの髪の毛の彼と
結婚することにしたのです。

ですが
男性の価値は髪の毛があるかないかで
決まるわけでは
もちろんありません。

結婚した相手にも
嫌なところはあり
いろいろなトラブルもあり
結婚生活が立ち行かなくなりました。
そこには母が抱えていた課題と同じようなことで
悩んでいる自分がいました。

そこで初めて
母の人生を生かされていることに
気づいたのです」

(「押しつけられた価値観の行方3」につづく)





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