みなさま こんにちは
いつもお読みくださり
ありがとうございます。
10年ぐらい前に
『ザ・マネーゲームから脱出する法』
という本を読んだことがあります。
その当時
ちょっとした詐欺まがいのものを買ってしまうとか
カードを使いすぎた時に
すごい恐怖を感じたりとか
お金に対して
いろいろなトラウマを抱えていたんです。
そんな時
たまたま書店で目にして
読んだような気がします。
実践的なことも書いてあったかと思うんですが
ちょっとスピリチュアル的で
継続が必要で
結局続けられなくて
お金に対するトラウマは解消されないまま
なんとなく時が過ぎていました。
そうしたら最近、ある方から
同じ著者の『ビジネスゲームから自由になる法』という本を
紹介されたんです。
その方はその本を
なんと20回も読み返している!
というので
これも何かの縁と思い
読んでみることにしました。
読み終わって
とても面白かったんですが
一体どうすれば
お金や仕事にとらわれずに
生きられるようになるのか
の具体策的なことが書いてなくて
そのことは読者のみんなは
旧書の『マネーゲーム〜』を読んでるだろうから
既に知ってるよね、って感じでした。
で、10年前とはいえ
同じ本をもう一度買う気にもならなくて
Amazonで検索してみたら
図解になっている本を見つけたんです。
なのでそちらを買うことにしました。
『マネーゲーム〜』をすでに読んでいる方には
不要な本です。
私は売ってしまっていて
肝心で具体的なところを忘れていたので
新鮮でした。
10年前には
全く響かなかった部分が
いまになってなんとなく腑に落ちる
というところもありました。
それは
「とにかくやってみて」
って部分でした。
『図解 マネーゲーム〜』は
前半本田健さん
後半ロバートさんという構成になっています。
多くのAmazonレビュワーさんが書かれているんですが
本田さんとロバートさんの
お金やビジネスに関する
立ち位置が全然違うんです。
本田さんの部分を読んでいると
無茶苦茶焦ってきて
やっぱり自分じゃダメだわ、
と思ってくるんです。
ロバートさんの部分は
「本当に大丈夫だから
つべこべ言わずにやってみなって」
って言われている感じがするんです。
安心できるというか
何となく確信があるというか、、
そんな感覚がしたんですね。
その差が結構肝でした。
10年前に読んだ
『マネーゲーム〜』にも
同じエネルギーが流れていたと思うんですが
その時は全く響かなかったんですね。
なぜ今回響いたのか
はっきりとはわからないのですが
『図解 マネーゲーム〜』前半(本田さんのパート)を読んでいて
やたらと焦っている自分を眺めてみると
この10年間
「お金や仕事のことに悩まされるのは嫌だ!」
と強く思っていたことに気づいたんです。
そこにすごく恐怖心があって
まるで有刺鉄線でも張ってあるかのように
そこに触れたらすぐ避ける
ということを無意識にやっていた気がしました。
本田さんの文面は
自分にとって
避けたいポイントだらけだったんです。
例えば誰かのことを嫌うと
相手もさらに嫌な態度に出たり
いやいや関係を続けなければいけない状況に晒されたり
ということがあるのと一緒で
お金のことを嫌うと
お金もさらに嫌な気分にさせてきたり
いやいや関係を続けなければいけない状況に晒してくる
ということになるんだと思ったんですね。
かといって
嫌いな人のことを
好きになれと言われても
好き嫌いは感情が伴いますので
変えることが難しいわけです。
で、その感情の緩衝方法が
『図解 マネーゲーム〜』後半(ロバートさんのパート)で書かれている
プロセスなのではないかと思ったんです。
ロバートさんは
その脱出ポイントを超えた位置から
「とにかく
つべこべ言わずにやってみなって」
と言っている気がしました。
で、
「できている人が言うなら
やってみようかな」
って気にさせてくれるんです。
でもこれって
前半(本田さんのパート)がなかったら
到達できなかった境地だと思うんですね。
マネーゲームから抜けるには
感情のコントロールが大切で
それには
まず感情を逆撫でして
実際に感じることからスタートすることが肝心、
だということに
気づきやすくしてくれるという意味では
非常に良くできた本なのではないかと
思ったのでした。
とにかくやってみます。
最後までお読みくださり
ありがとうございます。
今日も素敵な1日を
お過ごしくださいね。
ではでは!
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