ホームを作ろう

意識・無意識・プログラム

知り合いのAさん(男性)という方が
6人のチームで仕事をしているらしいのですが
なぜかその中にいると
失敗したり、ちょっと常識外れなことをしてしまう
と悩んでいらっしゃいました。

その方は、右脳的な方で
客観的に見て感性が豊かで才能のある方です。
しかし、それが認められない雰囲気なのだそうです。
自分では良かれと思ってしたことが
ことごとく失笑をかうとおっしゃっていました。

その場をひとことで言うと
「抜かりのないビジネスマンの集まる完璧な場」
なのだそうです。
確かにそんな場では
あまり認めてもらえなさそうなキャラのAさん。

この場合、どうしたら良いのでしょうか?

いろいろな意見があると思うのですが
既にそういうレッテルを貼られて
見られている場合
そこから抜け出すのはなかなか難しい。
もがけばもがくほど
鎖は絡まってしまいます。

人間は数人集まると
無意識に序列をつける傾向があります。
Aさんを階下に置くことで
他のメンバーは安心して仕事が進められます。
自分のポジションを誰も手放さないので
メンバーで集まれば集まるほど
階下のAさんのポジションが
固まっていきます。
そうなると
いっそう抜けるのが難しくなるのです。

この場合、なんとかするのではなく
可能であれば異動を申請するなり
期間限定と諦めるなり、というのが
傷口が小さくすむ方法です。
なんとかしようとすると
大切なアイデンティティーレベルの
傷を負いかねません。

それと同時に
「ホームを作る」ことが
自己肯定感あげるのに役立ちます。
彼にとって
そのチームは完全にアウェイなのです。
アウェイだけが生活の全てだと
次第に自分はダメなんだ、と思い込んでしまいます。
あまりに深く思い込んでしまうと
そこから出るのが非常に難しくなるのです。
早い段階で
自分の得意な分野で
活躍の場を作っていくことが大切です。

自分がダメなんだと
思い込んでいることに気づき
Aさんの才能を生かした
彼らしい人生を歩んで欲しいと思います。


ではね!

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