(前回の続き)
想像したことと現実の区別が
ついていない時期に
たくさんの悲しい結末の本を読んだことで
(それだけではないと思いますが)
私は人とコミュニケーションをとるより
自分一人の世界にいることが
好きになりました。
そんな経緯を知らない母は
娘を社交的な子供に育てたい一心で
友達を家に呼んで遊んでもらおうとします。
友達が来ても一人で遊んでいる娘を
「なんで遊ばないの」「なんでそんなこともできないの」と母は責めます。
しかし、それでは娘はより一層、
殻に閉じこもってしまいます。
娘はみんなと遊べない自分はダメなんだと
思い込み、本当の自分を隠して
みんなと遊ぼうと努力します。
でも、本来一人で遊ぶのが好きなので
無理しているのが周りにバレバレです。
子どもはそういう「オーラ」に
気付きますのでなんとなく避けるのです。
大人になるにつれ
少しずつ対処の仕方が上手くなっていきますが、根本は変わっていない。
小さな頃のパターンを抱えたままなんです。
(「原体験が人格をつくる☆3」に続きます)
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