感情の連鎖を止める方法

マインドエクササイズ

昨日、娘がサークル活動を終え
家に帰ってきました。

なんだか
ものすごい負のエネルギーを
まとっていたんですね。

話を聞いていると
娘の発言で
ある同級生の男子が
キレたらしいんです。

その時
娘は彼の怒りのパワーに
思わず謝ったらしいんですけど

帰りの電車の中で冷静に考えてみたら
そんなに悪いこと言ってない
という思いに至り、
怒りが湧いてきたようです。

それを
母である私に当てようとしていました。


こういうことって
ありますよね。

感情を表現することは
決して悪いことではないと思います。

むしろ今の世の中
感情を出すことは良くない
という風潮があって
感情をストレートに出す場がなく
鬱屈とした雰囲気を持っている人が
多い気がします。

そして
吐き出せるところをみつけると
すかさず発散させる、という
まるで
コロンブスの卵のようなことに
なっています。

どちらが先だかわかりません。


今回のように
怒りの連鎖は
弱いもの(またはキャッチしてくれそうな人)へ
バケツリレーをしているように見えます。

どこかで止めないと
バケツの中の「怒り」という水は
どんどん増えていきます。

そして、どこかで
耐えきれなくなって
世の中に撒き散らしてしまうのです。

それは更なる怒りの渦を
巻き起こします。

怒りや悲しみも
適度にあるなら
世界を豊かにする動力源になりますが
偏りすぎると
いたたまれなくなります。

では感情を表現しつつ、
連鎖を止めるには
どうしたら良いのでしょうか。

まずは
気づくことです。

今回の例で言うと
男子が怒ってきたのは
娘がキャッチしてくれるだろうと
察知されたからです。

男子はその仕組みに気づいていない
つまり、無意識的にそれをやっているわけなので
変更のしようがありません。

常に現実を変えられるのは
意識的な(気づいている)側です。

そういう意味で
今回は娘も全く無意識的に
私にそれを回そうとしていたので
連鎖を止められるのは
一応気づいていた
自分(母)しかいなかったわけです。

で、自分はどうしたかというと
話を聴きながら
この一連の仕組みを
ずっと感じていました。

私に少しでも隙があると
娘が怒れる理由にしようとしているように
感じました。

私は人の怒りを感じると
目の上20センチくらいのあたりが
パチパチする感じがします。

そのときも
目の前がパチパチして
心臓も熱くなっていました。

何だか落ち着かないし
気分もどんどん悪くなっていくーー。

「もういい加減にして!」と
叫びたくなったそのときです。

「これを娘に吐き出すのではない」
と、ふとそう思いました。

で、なぜか咄嗟に
変なポーズをしたくなったのです↓

その変なポーズで
「もういい加減にして!」
と天に向かって心で叫んだら
一瞬で
もうおかしくて、
どうでも良くなりました。

そして不思議なことに
娘もそれ以降
攻撃してこなくなったのです。

そのとき
昔、ある方から言われたことを
思い出しました。
「連鎖を止めるには
普段連鎖的なパターンに入った時に
反射的にやっている姿勢や行動とは
まったく別なポーズを取ってみるといい」

という言葉です。

無意識にですが
今回、変なポーズを取ることで
それを実践したわけです。

そしてあとから
そのことを思い出しました。

そうしたら
本当に不思議なのですが
一瞬で、どうでも良くなり
そんな状況を俯瞰して
見ていました。

まるで夢から覚めたような感じでした。

こんなことで
連鎖を止められる、
というより
こんなことだから
連鎖を止められるのかもしれません。

本当に
人生はゲームなんじゃないかな
と思ったのでした。

ではね!

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