五十歩百歩も笑い話☆2

マンガ投稿

「五十歩百歩も笑い話☆1」のつづき)

右行って左行ってとやっているうちに
彼が小馬鹿にしたようにキレ始めます。

「なんだよお前んち、
全然吉祥寺じゃないじゃん。
詐欺!」
ということになってしまいました。

でも、そういう彼も
通り道って言えば確かに通り道ですが
実家は「熊谷」で
吉祥寺から車でさらに
1時間半以上かかるのです!
それなのに今まで
「吉祥寺は通り道だから
よく実家に帰る途中で
お茶したり遊んでた」
とまるで近所のような言い方をしていました。。

「自分だって…」と言いかけたのですが
彼の中では私の方がはるかに罪が重いようでした。

詐欺師って
「ずっと嘘を言っているうちに
麻痺してしまい
最後には
嘘発見器にも引っかからないくらい
自分で自分を信じ込めてしまう
誰でも持っている人格の一つ」
なのではないかと思います。(言い訳ですが)

そんなこんなで
それ以降、私は彼に
「おい、詐欺師」
と呼ばれるようになりました。

これが私の中で
結構な復讐心を燃やす燃料となり
「吉祥寺アドレス
(住所に吉祥寺が入ること)に
こだわるようになったのです。

今では楽しい思い出ですが。

復讐心ってちょっとなら媚薬ですよね。
そのおかげで向上心も芽生えます。
そしてこのことで変な見栄?をはらないように
気をつけるようになりました。

どの出来事も
いつか必ず思い出になります。

今となっては
その時
必死だったな、と感じられるなら
(たとえそれが「必死に隠す」とか
「必死に言い訳する」だとしても)
その時、良いと思っていたことも
悪いと思っていたことも
良い悪いを超えた
趣深い思い出になるような
気がしています。


五十歩百歩も笑い話。

ではね!

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