いろいろなところで自分の価値観に気づく

意識・無意識・プログラム

先日、YouTubeを見ていたら
関連動画で
たまたま超大物芸人Aさんの
トーク番組をみかけました。

Aさんの家にゲストが遊びにくるという
設定の番組なのですが
そこにMさんというタレントさんが出ていました。

AさんがMさんの経歴について尋ねると、
Mさんが
「4歳のときに両親が離婚して
叔父、叔母に引き取られて育ったんです」
と少し寂しげに話し始めました。

一瞬、スタジオ内の観客や
画面を通し見ていた自分に
「あら、御苦労されたのね」という
負の空気が流れたように感じました。

場が、Mさんの次の言葉を待っていると
なんとAさんが、手を叩き、喉をヒクヒクさせ、
Mさんを指差して大笑いをしたのです。

一瞬にして、今度は場が混乱の空気に包まれました。

「ここは神妙にしてなきゃいけないはずなのに、
イニシアチブをとるAさんが大笑いしている。
一体どういうことなんだ」
そんな感じでした。

場を察したAさんは、一瞬、ま顔になり、
それからすぐ笑顔に戻り、
「おまえ、さんざんそれをネタ(リソース)にして
生きて来たやろ。
それいったら離婚率からして
世の中の大半の子や
うちの〇〇(子ども)だって
可哀そうになってしまうやないか。
〇〇は不幸やないし、離婚は悪くないんや」
(セリフは正確ではありません。ご了承ください)
と言ったのです。

またまた一瞬にして場が
「なるほどね、たしかに離婚を悪くとらえてた」
という空気が流れました。

そこでMさんが、
「Aさんはそう言ってくださると思ってました」
と返し、(これもすごいですが)
一気に場の空気が和やかになったのです。

観ていた自分も、
離婚は子供にとって良くないもの
という価値観があったことに気づきました。

可哀そう、という価値観を持って
相手を見ることが
その人をその状況に
はめ込んでしまうものかもしれないとも
思いました。

そんなことに気づいたとき
身体の何かがゆるみ、
開放的な気分になりました。

たまたま見た関連動画で
長年そうだと信じていた
無意識の奥底に沈められた価値観に気づき
ありのままに観ることの
大切さを感じたのでした。

と同時に
人の価値観を一瞬にして塗り替える
Aさんの影響力の強さにも
驚いたのでした。

ではね!

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Springs of Words 真辺詞緒梨(まなべしおり)

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