「相手から完全に愛されている
と勝手に思い込む」
ということの効果を
前回のブログで書いたのですが
これには注意事項があるなと
思いました。
思考というのは、
大きく分けると4パターンを
ぐるぐる回しているように感じています。
「いい・悪い」
「やる・やらない」の計4つです。
これの組み合わせで
次のような4つの思考パターンができます。
1. いいから、やる。
2. いいけど、やらない。
3. 悪いことだけど、やる。
4. 悪いことだから、やらない。
例えば
1. 早起きは「いい」ことだから「やる」
2. 早起きは「いい」ことだけど「やらない」
一見、早起きはいいことだからやる
は素晴らしいことのように思えますが
「いいことだからやる」という思考そのものは
ジャッジでしかないので
そのように考えるたびに
裁きのイメージが無意識に思考をかすめます。
人は裁かれると思うと
エネルギーが落ちるのです。
そこに防衛本能が働き
自動的に構えることにエネルギーを
使ってしまうからです。
つまり自分では
「早起きを実行することは良いことだ」
と思いながら
無理をして頑張って起きていることになるのです。
これでは効果は半減してしまいますし、
継続が難しくなります。
これと同じで
「相手から完全に愛されている
と勝手に思い込む」
ということも
「いいからやる」という土台から始めると
効果が半減してしまうのです。
ですが
「半減なので
やらない方がいいですよ」
というわけではありません。
まずは「いいからやる」でもいいから
やってみて
ある程度習慣になってきた時に
「何のためにやっているのか」に
意識を向けてみるといいのです。
「相手から完全に愛されている
と勝手に思い込む」は
実際やってみると
かなり効果があることに
驚くと思います。
ですが
動機が「いい、わるい」だと
どうしても
どこかで頭打ちになります。
そんなとき
「いい、わるい」を超えた
動機を意識してみると
別の推進力が
湧いてくると思うのです。
ではね!
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