仕事、って聞くと
ちょっと憂鬱になったり
キツく感じたり
しませんか?
客室乗務員時代
特に関西空港勤務の時の労働条件が酷くて
ソウル往復してから
沖縄に飛んでステイとか
マニラ往復
15時間勤務とか
普通にあったんです。
上司に
そんな過密スケジュールを意見したら
「働かざる者食うべからず」
と言って
電話を切られたことがありました。
そんなこんなで
仕事と聞くと
その当時の
怒りや疲れた気分が
今でも思い出されます。
(いい思い出もありましたけどね)
でも文句を言わずにやってしまうと
経営側からは
「まだできるんだ」
と認識されてしまいます。
それは
のちに続く後輩たちに
迷惑をかけることになります。
私たちは
「仕事なら仕方ない」
「仕事を優先したほうがいいよ」
といって
大切な家族や友人との時間を
犠牲にしてしまいがちです。
でも本当にそうなんでしょうか?
よく考えたら
仕事を9時ー17時オーバーで
やるようになったのは
ここ数十年の話で
人類何万年の歴史の中では
まだほんのちょっとの話です。
たった数十年で
「お金を得るためには
労働を提供しなければならない。
それが仕事」
という概念があまりに定着してしまったように
感じます。
ですが本来
仕事というのは、
好きなことをして、
それを他の人に提供するような
シンプルなものだと思うのです。
自分の好きなことをして、
自分だけのオリジナルの表現をすることが、
人間の喜びであり、楽しさなのでは
ないでしょうか。
毎日、何もしなくてもいいですよ
と言われたら、何かしたくなりますよね?
それは、自分を表現したくなるからです。
表現というのは絵をかいたり、
音楽を奏でたりという芸術的なことだけではなく
料理をすることや
掃除をすること、
誰かの話を聞いて楽にしてあげることだって
好きなことはすべてその人の表現
=仕事だと思うのです。
でも自己表現は仕事ではない
と思い込んでいたり
大きく稼がなければならない
と信じていたりすることが
足枷になって
なかなか自分を表現することができなくなって
いるように感じます。
仕事への概念を
みんなで一斉に変えてみる
ということができたら
世の中も
ゴロンとひっくりかえるかもしれないな
って本気で思うのです。
ではね!
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