人は1日に1万ゴトから6万ごともの考えを
頭の中でザッピングしているのだそうです。
しかし、だからと言って
6万種類の考えがあるのではなく
だいたい数十種類のパターンの中で
目に見た感じたことをトリガーとして
考えをスタートさせ
それを連想ゲームのように
展開しています
それはすっかり条件反射のようになっているのです。
例えば道を歩いていて
高齢の男性を見たら
あることがふと浮かび
そこから自分の物語が始まったり
またしばらく歩いていて若い女性を見たら
またそこから別の妄想が始まったり。
赤い車を見て何かを思い出したり、などなど
そんなことを
無意識に、
自動的に思考が展開させています。
その考えのパターンは
今まで生きてきた中で出会った身近な人や環境、
またはテレビなどの情報から受けた影響で
出来上がっています。
マザーテレサは言っています。
「思考に気をつけなさい
それはいつか言葉になるから
言葉に気をつけなさい
それはいつか行動になるから
行動に気をつけなさい
それはいつか習慣になるから
習慣に気をつけなさい
それはいつか性格になるから
性格に気をつけなさい
それはいつか運命になるから」と。
チリも積もれば山となります。
まずは毎日6万もしている心の呟き(思考)を変えないと
運命(人生)が展開していくはずがありません。
しかしいきなり6万をごっそり変えようとすれば
反動が起きます。
そこで大切なのが
「発する言葉」なのです。
発する言葉は
心の呟きの中から厳選されたものです。
しかも、意識で変えられるものです。
体の構造で言うなら
脈拍も呼吸も普段は無意識に行っていますが
意識して変えられるのは呼吸です。
この意識して変えられるものから
アプローチすることが大切なのです。
なぜなら
無意識で行っていることを変えるには
まずは意識化させなければならないからです。
発する言葉は
意識すれば変えることは可能です。
ではどのように変えれば良いのでしょうか?
それは
「丁寧な言葉を使う」
「穏やかな話し方をする」
この2つが大切です。
人は雑な言葉を使うとき
思考も雑になっています
いい加減だったり
無神経だったりします。
穏やかな話し方をしながら
邪悪なことは考えられません。
この2つに気をつけるだけで
3年後の自分が
全然違う人生の景色を見ていることに
驚くかもしれません。
ではでは!
コメント