直感で気づいたことの伝えかた

コーチングのこと

コーチングセッションをしていると
この人は表面上は「つらい」と言っているけど
本当は逆のことを思っているのではないか
と直感で感じる時があります。

昔は感じた時に
ストレートにお伝えしていたのですが
最近はすぐにはお伝えしないようにしています。

それは「ひらめいた自分はすごい!」という
幼少期に作ったプログラム(無意識に作られたパターン)
かもしれないからです。

小さい頃
感じたことを口にすると
すごいね
と言われたことがありました。

それが自己承認だと思い
すごいと言われたくて
いたるところで直感を活用してきました。
その結果
完全に無意識に
直感力を使うようになっていたのです。

ですが、それでずいぶん人を傷つけてきた気もします。

鋭い指摘は
受け入れる準備ができていなければ
相手にとっては「ショックなこと」ですし
自分にとっては「凄さを見せつけるエゴ的行為」
でしかありません。

どちらにしろ
とてもエゴ的な行為なのです。

最近、直感で感じたことをお伝えするのは、
不純な動機を超えて
本当に相手の成長を思って
自分は相手に関わっているか
自分のためではないか
よく精査してから
それでも何度も出てくるワードだけを
伝えるようにしています。

コーチング中に
そんなことをしていると
クライアントさんの話が
流れていきそうですが
意外とそんなことはありません。

一瞬で自分に意識が向いていないか
エゴ的でないかは
区別がつくからです。

自分に意識が向いているときは
変な高揚感を体に感じます。
頭の中の方が反応して
古い記憶を再生している感じがするのです。

誰でも
意識すればわかると思います。

普段も使っているのですが
日常生活では
反射的にいつもの習慣を
繰り返してしまうので
みつけにくいかもしれません。

しかし、
集中すると決めて
試してみると
わかると思います。

古い記憶に頼らず
今ここを生きる
そのためには
本当に目の前に広がる世界に
真剣に関わる

そんな意識が
本当に大切だと感じる
今日この頃です。

ではね!

コーチングのこと意識・無意識・プログラム
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Springs of Words 真辺詞緒梨(まなべしおり)

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