原因と結果を入れ替えてみる

コーチングのこと

みなさま こんばんは

いつもお読みくださり
ありがとうございます。

梅雨のじめじめした季節ですが
紫陽花はなんだか嬉しそうに咲いている気がします。

6月と言えば
昔からジューンブライドといって
この時期に結婚すると幸せになると言われていますよね。

そんな6月のある日、クライアントAさん(※)から
「彼がなかなか結婚に応じてくれない」
という相談を受けました。

Aさんの視点に立ってみると、

問題の原因:結婚に応じてくれない彼氏

問題の結果:結婚できない気がして不安

というのが
今の状況ですよね。

そうなると問題の対処は

1:彼と別れて、新しい彼氏を探す

2:今の彼の考え方を変えようと努力する

3:耐える

4:麻痺させる

という風になっていきます。

ですが
この問題対処のやり方では
どうしても
外側の状況に
自分を当てはめていく、つまり
妥協点を探すような
アプローチになってしまいます。

ここで原因と結果を入れ替えてみてもらいました。

今の状況は、
「潜在意識の私の望みが叶っている」
と見てみるのです。

つまり、
「私が結婚に応じない彼を創り出している」
という視点です。

すると

新しい視点ではこうなりました。

問題の原因:私が結婚に対して抵抗がある。実は結婚したくないと思っている。

問題の結果:結婚に応じない彼が現れた。(創り出した)

問題の対処:私の中にある結婚への抵抗を取り除く。

この視点に立って
その後、話を伺っているうちに
Aさんは
彼の性格のある側面を
Aさんのお父様のそれとを重ね合わせて
心のどこかで結婚に抵抗を感じている自分自身に気づかれたのです。

彼とお父様どちらにも
勝手にレッテルを貼っていたことに
驚いていました。

そして
「二人は全く違う人物だと
 認識できたら
 視界がスッキリした気がします」
とおっしゃっていました。

そして数週間後のセッションでは

「彼に会ったのですが
なかなか結婚に応じてくれない、
でも6月までになんとかしたい、
といったことが
まったく気にならなくなっていて
リラックスして本音を話すことができました。
なぜか距離も縮まった気がしました」
と笑って話されていました。


視点を変えると、対処が変わります。

人の悩みというのは、

「一つの視点でしか物事を見れていない」

ということに気づき、対処を変えるだけで
ずいぶん解決できるものなのかもしれません。


最後までお読みいただき
ありがとうございます。


今日も素敵な1日を
お過ごしくださいね。


 ※ クライアントさんには掲載許可をいただいております。

ではでは!

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