人間は生まれてきたとき
まっさらな状態で生まれてきて
周りにいる大人や環境の影響を受けて
人格形成をしていきますよね。
両親の考えや
7歳までに与えられたおもちゃや本は
その人格形成に大きな役割を果たします。
私の家庭では
父が「子供には幼い頃から名作を読ませなさい」と母に指導していました。
従順な母は、名作と言われる本を
たくさん私に読ませました。
で、うちにあったのが
どうしてこうも偏っていたのか
よくわかりませんが
今なら子どもには不向きと
制限がかかりそうな
悲惨で絶望的な気持ちにさせる本
ばかりでした。
子どもって想像力が豊かで
悲しいことへもそれを発揮するから
何度も何度も読んでいるうちに
世の中はとても辛くて苦しいものだと
信じるようになっていったのです。
(「原体験が人格を作る☆2」につづく)
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