家庭内入院生活を通して気づくこと

下駄骨折

みなさま こんにちは

いつもお読みくださり
ありがとうございます。

転んで左足を骨折してしまい
約2週間が経過しましたが
それまで
結構捻挫の延長モード(軽く捉えていた)だったんですね。

ですが昨日レントゲンで
ひどくなっていると知ってから
すっかり脳内が慎重モードになりました。

で、家の中でも
松葉杖を使うようにして
まるで入院患者のように
基本ベッドにいることにしているんです。

とにかく
手術を回避するため
左足を床につかない、を
徹底することにしました。

ですが
とにかく
本当に松葉杖というのが
不便なんです。

両手が塞がるし
脇の下は痛くなるし
意外と重いんですね。

それに
狭い部屋の中って
意外と障害物があったり
幅が取れなかったりで
バランスを崩しやすいんです。

すぐに後ろに倒れそうになります。

想像以上に腕の力を使うし
全身が緊張するので
体力を使います。

それに
寝室でお茶を飲もうと思っても
カップを持って
松葉杖は使えないんです。
水平移動は絶対無理です。
なので
キッチンから
運ぶことができません。

パソコンなどの壊れ物も
ケースに入れてリュックに入れて
持ったとしても
転倒したらと思うと怖くて持てません。

本当に不便。

(ああ、松葉杖へのディスりが止められない笑)

そういう時はパソコンを床に置いて少しずつ動かしながら
匍匐前進(ほふくぜんしん・腹這いになって、手と足(膝)で地面をするように前進すること。軍隊で歩兵などが周囲から目撃されないように腹這って移動することなど『学研四字熟語辞典』)したりしてるんです。

で、腹ばいになって廊下を進んでいると
例の床の埃が気になって
人間ルンバみたいなことになるし


マジで
歩けるありがたさを
身を持って感じています。


で、松葉杖で歩いていると
ふと中学時代のクラスメイトA君のことを
思い出す自分に気がついたんです。

彼は先天的な下肢麻痺の症状を抱えていたのですが
いつも松葉杖をついていて
肩に荷物をかけ
ひとりで黙々と歩いていたんです。

なぜか3年間同じクラスで
でも直接話したりすることは
あまりなかったのですが
3年間クラスが一緒だったのは
彼だけだったので
多分彼も私のことを認識していたと思います。

そしてたまたまこの間
変わりなく黙々と歩く彼を
見かけて


なぜかそれが繋がっているような気がして

今になって
松葉杖で歩くことを共有している不思議さを
感じたりしました。

狭い家の中を寝室からリビングまで行くだけでも
松葉杖だとクタクタになるのに

彼は
家から学校から駅から
ほんといろんなところへ
一人で黙々と行っていたんだと思うと



「こんなに大変だったのか……」


と、しみじみとそのことに
思いを馳せてしまいます。

そして
そんなことを
感じることができることに
なんだか感謝の念が湧いてきました。


不便極まりない日々ですが
小さなことに
きちんと向き合える
良い機会なのではないかと
思うことにしました。


最後までお読みくださり
ありがとうございます。

今日も素敵な1日を
お過ごしくださいね。


ではでは!







下駄骨折
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