不安に意識が持っていかれそうになったら

みなさま　こんにちは

いつもお読みくださり
ありがとうございます。

インターネットを見ていると
ふいに見たくない情報が目に入ってきて
不安になったり
未来を心配したりという
思考にハマることってないでしょうか？

できれば
マイナスな気分になる情報はみたくない
でも情報は入手したいと
マイナス情報を避けようとすればするほど
結構目にしてしまうものです。

こんなとき
ちょっと怪しいと言われるかもしれませんが
自分の内面にいる存在に
意識を向けるようにしています。

そうすると
変な情報を見て
モヤモヤした気持ちが
不思議と落ち着いてくるのです。

自分でも原理は
よくわからないのですが

ある本を読んだときに
同じようなことを言っていて
普段からこの存在に
意識を向けることって
大切だとあらためて確信したんですね。

その本は
『ヒマラヤ聖者の生活探求　第1巻
　　　　　　　　　　　　〜人間本来無限力』
　　ベアード・T・スポールディング著

という初版昭和44年の
とてーも古い書籍です。

あるブロガーさんがお薦めされていて
取り寄せたんです。

これが
古文のように思える文体で
非常に読みにくいんですが

今でも通じる真理のようなものが
書かれているような気がするので
ちょっとずつ
読み進めています。

内容を簡単にいうと
全てのエゴとフィルター（先入観）を外せば
人間には無限に何でもできる力がある
ってことなんですが（ざっくりすぎますが）

もちろんエゴとフィルターは
そう易々と外せるものではありません。

ですが、
読むことで
なんだかわからないけど
何かの可能性を感じられるようになっていくんですね。

確信のようなものでしょうか。

それが
内側からのパワーをみなぎらせる気がするんです。

これが自分の内面の何かに意識を向けることに
繋がるんですね。

そしてその確信を得たのが

この本の中にある
「若さを保つ秘訣」という章を読んだときなんです。

「老齢とは一つの殻のようなもので、その奥に実在の珠玉、若さという宝石が秘められている。
努めて子供心を持つようにするがよい。わが内なる神なる子の相を霊視するがよい。
寝入る前に『わが内はつねに若く、つねに美しい霊的な歓びで満たされている。わが心も目も鼻も口も皮膚も美しい霊体である。わが身体は神の子の体であり、今宵いま完全である』とわれとわが身に語り聞かせるがよい。この息宣（いのり）を繰り返し、寝入りながら静かにそのことについて瞑想するがよい、『（自分の名前を呼びながら）さあ、愛する者よ、内には神聖なるアルケミストがいるぞ』と。夜中植えつけられたこの祈りの霊的力によって変性（トランスミューテーション）が起こり、内部即ち霊なる実相が開顕して、この霊的体、霊的宮に浸透していく。内在のアルケミストが死せる細胞、疲れ果てた細胞を捨て、金の如くに新しい細胞という純金をつくり出し、永遠の健康と美とを現していく。久遠の青春こそは真の神の愛の証拠である。
ヒマラヤ聖者の生活探究　第1巻　第５章より

「子供心を忘れずに、わが内なる神なる子の相を霊視（意識）する」
って
やってみると
とても安心するんです。

この本では「霊なる実相」と言っていますが
怪しいと感じるようなら

長年生きてきて
覆いかぶせてしまった
たくさんのフィルターを取り除いた先にある
存在だと思うといいと思います。

寝入る前に『わが内はつねに〜』からの文言は
自分の言葉に現代語訳して唱えると
いつの間にか寝てしまいます。

若返るかはわかりませんが
気持ちよく眠れることは
間違いないです。

そして今度は起きたとき

幼な子のように愛らしく微笑む練習をするがよい。魂からの微笑みは霊的くつろぎである。本当の微笑みは真に美しい。『内在の死することなき支配者』の美術作品である。『わたしは全世界の人々に対して親切な想いを思う。世の人々がすべて幸福になりますように、恵まれてありますように』と祈るのはよいことである。1日の仕事にとりかかる前に、『わが内には完全なる姿、神の姿がある。われは今、わが欲するすべてとなっている。われは毎日わが美しき実相を霊視し、それを実現するのである。われは神の子である。わが欲するものは今、且つ永遠に与えられつつあるのである』と確言するがよい」
ヒマラヤ聖者の生活探究　第1巻　第５章より

これを宣言するとまたいいんです。

幼な子の微笑み、
真似してみると
本当に朝が気持ちよくスタート切れます。

そして
このフィルターを取り除いた先にある
存在を意識して生活していると

不安になるような情報を目にした時も
大きく感情や思考を持っていかれることが
少なくなります。

すべては
自分の気持ち、捉え方次第
なんだと思うんです。

落ち込んだり
そうはいっても
恐怖に飲み込まれる日もありますが

心のどこかに
この意識を忘れずにいたいと
あらためて思ったのでした。