みなさま こんにちは
いつもお読みくださり
ありがとうございます。
先日のワークショップで
「気質(きしつ)」の価値について
考えてみました。
き‐しつ【気質】
〘名〙
① 生まれながらの気性。また、人に接したりする態度などに現われる、その人の心の持ち方。気だて。
② 程朱学派で、人間の理念的な存在としての面に対して、さまざまな気によって構成される物質的、現実的な面をいう。
③ 心理学で、個人の性格の基礎となる遺伝的、生物学的な感情傾向、または性質。古代ギリシアのヒポクラテスは、多血質、胆汁質、黒胆汁質、粘液質に、また、ドイツのクレッチマーは分裂気質、循環気質、粘着気質に、ユングは外向性と内向性に、それぞれ分類した。〔現代日用新語辞典(1920)〕出典 精選版 日本国語大辞典
生まれながらに持っている
自分の特徴って感じでしょうか。
双子を同じように育てても
全然性格が違ってくる
「違う」の部分ですね。
人間の人格は
このもともと持っている気質40%
親や周りの環境で後から身につけた部分60%
と聞いたことがあります。
自分のもともと持っている気質って
親に何度も繰り返し注意されたことで
思い出せると思うんですが
私がよく言われていたのが
「調子に乗るな」
「フワフワしているんじゃない」
「軽く捉えるな」
ってセリフでした。
この気質が、側からみると
舐めてるようにも見えたみたいで
人生の色々なところで
足を引っ張ってきたように感じます。
で、それを何とかしたい
という気持ちが
今まで人間心理を学ぶモチベーションになっていたんじゃないかと
と思うくらいです。
そんな話をメンバーにしていたら
「気質を今生の課題だと思ってるんですね」
って言われました。
そう言われて
乗り越えるものだと
思ってることに気がつきました。
つまり
「自分の気質はダメなものだ」
と無意識に否定していたんです。
しかも
「親や周りの環境で後から身につけた部分」は
常日頃から克服課題だと思っているので
完全に「人格全面否定」で生きていたことに
気づいたんですね。
そんな話をしたら
「気質って素材のようなもので
活かすためにあるんじゃないですかねえ。
後天的に身につけたものだけで
それを大切にしすぎると
なんとなく
違和感を持って生きることになると思うんです。
気質を無視することになるからね。
もともと持ってる気質を活用して
今生でもらった特徴を活かすことで
イキイキと生きられるんじゃないでしょうかねえ」
と言われ、目から鱗でした。
「気質は乗り越えるもの」から
「気質は活かすもの」に認識が変わると
何だか晴れ晴れとした気分になりました。
認識が変わるって
すごく精神に影響があるんですね。
それが回り回って
人生の方向性に影響を及ぼす気がしました。
最後までお読みくださり
ありがとうございます。
今日も素敵な1日を
お過ごしくださいね。
ではでは!
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