吉祥寺夢ひろい

スペースワーク@吉祥寺

みなさま こんにちは

いつもお読みくださり
ありがとうございます。



最近Twitterで
地球活動家の篠田幸二さんという方を
フォローしているという記事を書いたんですが

その方の活動【街の夢(ごみ)拾い】に触発されて
自分ができることって
何だろうって考えていたんですね。

で、思いついたのが
自分もその活動してみよう
ってことでした。

今まで
ウォーキングしたり
冷水シャワーしたり
自分の健康増進のために使っていた時間を
ゴミ拾いに当てればいいじゃないか
と思ったんです。

しかもこれ実は
自分の乗り越えるべきテーマ(出た、克服好き😅)で

母に対する認識を見直す機会のような
気がしたんですね。


母は5年前、膵臓癌で亡くなったんですが
生前、元気な頃
明け方、最寄り駅周辺のゴミ拾いをしていました。

10年くらいやってたでしょうか。

個人的に
誰から言われたわけでもなくです。

そのことに関する当時の私の解釈は

「(母は承認欲求の強い人だったので)
 ゴミを拾っていると
 声をかけられ
”立派ですね” ”ありがたい”
”素晴らしい”と言ってもらえるからだ」
と捉えていました。

自分は
母がやっているのを
横目で見て
ちょっと馬鹿にしていたんです。

「そんなことやって何になるの」
「感謝されたいだけ」
「偽善は自分のため」
などなど。。

母がそれをやることで
良いことしているって気持ちよくなるために
やっているようにしか見えなかったんですね。

心のどこかで

「そんなことしかできないの」

とも思ってました。


全部
今の自分です。

母はもちろん
TwitterもSNSも
パソコンもやっていなかったので
誰に主張するわけでもなく
淡々と続けていました。

母の方がよっぽど立派です。

自分はTwitterにそれを投稿するんだから
承認欲求のためじゃん、って
母が生きていたら
言い返されそうな気がします。

本当にその通りです。

でも
だからこそ
つべこべ言わずに
やることにしました。



いざ外に出てゴミを拾おうとすると
何だか気恥ずかしいんです。

トング持って歩いている自分が
周りから馬鹿にされているような気もするし
承認欲求強めの変な人に見られている気もして
落ち着きませんでした。

それも
ただ自分がそう思っていることで
通行人は何の関係もありません。

全ては自分が作り出しているんですよね。

とか思いつつキョロキョロしていたんですが
歩いて100メートルくらいは
ゴミが全く見当たらなかったんですね。

で、やっぱ意味ないかなーと思って
一瞬引き返そうとしました。
そこで
ふと側溝を見てみたら
タバコの吸い殻がいっぱい落ちてたんです。

なんか捕まった気がしました。。

そして観念したような気分になり、

「えっと、これを拾うんだよね」
という不思議な戸惑いを感じ、

やっと勇気を持って吸い殻の一つをトングでつまんだわけですが
この一個目のごみを拾った時の感覚が
何かの一線を越える感じがしたんですね😅😅


初な領域。。

拾ってみたら
何のことはない
腰に優しい長めのトングを買ったので
楽に拾えて「以上」って感じだったんですが
「何だろう、この妙な気合みたいなものは」って思いました。

2個目からは
もう恥ずかしいとか
そういうのがなくて

ただひたすら
ゴミ探しに専念しました。

意識を向けると
浮き出てきくるものなのか

駅に近づけば近づくほどだからなのか

その後は
色々なゴミが見つかり
帰ってくる時には
ゴミ袋いっぱいになってました。


それにしても
タバコの吸い殻
多すぎです。

だから偏見持っちゃうんですよね。

タバコを吸う人は、、的な。

ひとまとめにするのはやめますが
まあ、初日は大収穫(?)でした。


やってみて
思ったのは


世の中にツイッターがあり続ければ
投稿するけども(苦笑)
なくても
ゴミ拾いは続けるな
ってことでした。


母の気持ちが何となくわかったのかな。。

今はまだ理由が明確に言語化できませんが
とにかく清々しいものを感じた初日でした。



最後までお読みくださり
ありがとうございます。

今日も素敵な1日を
お過ごしくださいね。

ではでは!

※ ゴミ拾い活動をスペースワークと名づけました。
 拾うことでそこにスペースができる。場所にも心にも。
 というわけでよろしくお願いいたします。



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