みなさま こんにちは
いつもお読みくださり
ありがとうございます。
今朝のワークで
「参議院議員」の価値について
考えてみました。
参議院議員選挙
今、話題ですよね。
でも娘が中学生の頃
公民の教科書を一緒に読んだことがあって
そのとき
「参議院って必要ないんじゃないか」
と思ってからというもの
どうもこの存在に
胡散臭いものを感じるようになっていました。
今回どんなに野党が勝ったとしても
政権交代とか世の中を変えるなんて
ありえないんです。
法案とは各委員会から上がって来たものが衆議院に提出されます。
そこで審議&採決をして過半数を取ると、次は参議院に送られます。
その参議院でまた審議&採決をして過半数を取ると可決成立するのです。
でも、ねじれ国会の場合は衆議院を通過しても、参議院で否決されることがあるのです。
すると、その法案は再度衆議院に戻され、また審議&採決をします。
これで過半数を取れば可決成立するのです。
こういう仕組みなのです。
つまり、政治に参議院は関係ないんです（笑）
参議院に出来るのは、否決して衆議院に法案を戻すことだけ。
または牛歩戦術をして時間稼ぎをすることくらいなんです。
ゆたかブログ「参議院議員のタブー」より
こういう制度だからこそ
何もわかっていなさそうな
政治素人の人気者を立候補者にあげて
後ろから政党が操るわけです。
昔の殿様と老中みたいなものです。
それなのに
すごいお給料なんですね。
年2180万円！
これとは別に政治活動として
月100万円が支給されます。
（議員の待遇って？『河北新報』より）
これ、全部税金と思うと、、
この辺で
十分怒りが湧いてきました（笑）
ですが
朝のワークは
全てのものに
価値を感じるセンスを磨くトレーニングの場ですので
今回は「参議院議員の存在価値」を
なんとか考えてみました。
初めのうちは世の中への不満が
たくさん出てきました。
数え出したらキリがない（笑）
でも
じゃあそんなに参議院議員の待遇がいいなら
替わりたいかというと
まったくそうは思わなかったんですね。
ある参議院議員の
ネットやメディアに出ている情報以外の
普段の生活や
参議院議員になるまでの道のりを考えたら
たぶんものすごく労力を使っているんだと思うんです。
上の政治家にヘコヘコしなければ生き残れなくて
裏金が横行して悪に染まり
慣習には逆らえなくて
などなど（妄想ですが）
それは良きにしろ悪きにしろ
大変な労力だと思います。
そう考えると
自らの身を削って
自己犠牲をしてくれていることに
国民として
ありがたみは感じるようになりました。
ネットやメディアから得る情報（今回は参議院議員）
から受ける印象を
そのまま鵜呑みにすると
そのものの背景や未来への予測に意識を向ける想像力というのが
決定的に削がれてしまい
対立モードになったり
無責任な態度を取ったり
という姿勢になりかねないですよね。
で、ちょっと思い出したのが
衣料品の寄付のことでした。
ある人が
「私はアフリカの恵まれない子どもたちのために
毎年使わなくなった衣服を寄付しているの。
今日、その衣類の送付準備をしていて大変だった」
と話していたことがありました。
一見、とてもいいことのように思ったのですが
その後
ある記事で
「日本から来る衣類が
アフリカに元々ある伝統的繊維技術の継承を
絶ってしまった」
というのを見たんです。
現地の人は
たくさんの衣料が届くことで
仕事をする気が失われ
働かなくなってしまったのだそうです。
しかも、日本から来る
洗ってなかったり余ったりした衣服の廃棄に
お金がかかり
国の負担がますます大きくなっている
ということでした。
これって
その先の衣類がどうなるか
実際に行ってみないと
わからないことですよね。
良かれと思ってしたことが
本当はいい迷惑だったとか
害でしかなかった
ということは残念ですが
そこには
想像力の欠如と無責任さが関係している気がします。
本当に世界のためを思うなら
いきなり世界に挑むのではなく
自分の身近で
衣類を求めている人に
無償で提供するとか
メルカリに出品するほうが
役に立つと思うのです。
大きなものに貢献した方が
やった気になりますが
その先が見えにくいですし
自己満足な部分も大きくなります。
また
被害者加害者セットを
強化する可能性もあります。
結局目の前のことに
集中して
そこでできることをすることが
結果的には
世の中への貢献につながるんだと思うんです。
だからといって
目の前のことしか見ない
他は関係ない
という意識にならないようにする
という絶妙なバランスも必要です。
要はやっぱり
「どんな意識でそれをやるのか」
が大切だと思うのです。
そしてそれをするとき
そこまでの背景や
その先の未来への想像を
考慮に入れることーー。
「参議院議員の価値」から
そんなことに気づかせてもらったのでした。
最後まで
お読みくださり
ありがとうございます。
今日も素敵な1日を
お過ごしくださいね。
ではでは！
が見ることのできる範囲
コメント