生き残ることはいいことか 2

情報過多な世の中で

昨日
「生き残ることはいいことか」
という話をしました。

もちろん
生き残ることは
種の保存という意味でも
最優先項目としてDNAに刻まれている
ことだと思います。

ですが
生き残りが最重要になりすぎると
足の引っ張り合いになって
しまうのです。

芥川龍之介の
「蜘蛛の糸」のような
世界が形成されてしまいます。

私たちは
もしかしたら
生き残るということを
過度に重要だと感じるように
思い込んでいるだけかもしれません。

そのことによって
分断や争いを生めるので
これまでの社会では
統制材料として
都合が良かったのです。

でも
本当は
生き残らないことにも
価値があるのです。

それは
「投げやりに生きる」
という意味では
ありません。

「いつ死んでもいい」
「毎日悔いなく生き切っている」
「例え今死んでもやりたいことはやったからいい」
という意識で
「今」を深刻ではなく真剣に
生きれば、生き残るか生き残らないかは
さほど重要ではなくなります。

生き残るという考えは
死ぬことに不安を感じ
生きることに執着しているときに
考える発想です。

「もっともっと」
となっているということは
今現状が不足していると感じている
ということです。

生への執着は
欲求不満から起こるのです。
満足している人は
執着しません。

満足しているから
人へも愛情深く接することができます。

そのとき
生き残ることが良い、悪い
という考えも自然と湧かなくなります。

そして
その意識になって初めて
ただ、生きているんだと思うのです。


今、どういう生き方をしたいのか
というあり方が
全人類に問われているのかもしれません。

ではね!







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