みなさま こんにちは
いつもお読みくださり
ありがとうございます。
今朝のワークショップで
「笑い」の価値について考えてみました。
「笑」の漢字の成り立ち
象形文字。「髪を長くした若い【みこ】の象形」から「わらう」を
意味する「笑」という漢字が成り立ちました。
出典 漢字漢和語源辞典 https://okjiten.jp/kanji383.html
笑い(読み)わらい(英語表記)laughter一般には、一連の顔面筋を共動させる一定の表情運動を伴う快適な情動反応をいう。笑いには、微笑、哄笑(こうしょう)、苦笑、冷笑、嘲笑(ちょうしょう)、失笑などさまざまなものがある。微笑は乳児期にすでに出現するもので、当初は哺乳(ほにゅう)の満足時に生じるが、やがて他人からの刺激によって引き起こされる社会的微笑が出現する。その後しばらくすると、物理的刺激を突発的に与えたりすることで哄笑するようにもなる。笑いは(1)身体への刺激による笑い、(2)うれしさの笑い、(3)おかしさの笑い、(4)てれ隠しの笑い、(5)演技としての笑い、(6)病的な笑い、のようにも分類できる
出典 日本大百科全書(ニッポニカ) https://kotobank.jp/word/
日本の起源を物語る「古事記」によれば、
暗闇に閉ざされた世界に太陽の光を取り戻したのは、
勇敢な女神のストリップのような踊りに誘発された神々の「大笑い」
だとも言われています。(「天の岩戸開き」)
(引用「笑いの謎に挑む 関西大学」https://www.kansai-u.ac.jp/reed_rfl/archive/10_1.php)
つまり笑いが暗闇に光を刺す突破口になると
先人が伝えてくれているんだと思うんですよね。
今って街を歩いていても
みんなマ○クしていて
全然表情が見えません。
外していたとしても
なんだか、どんよりしている人が
多くて「笑い」どころじゃない気がします。
テレビを見ていると、
笑いはあるんですが
隣の人の欠点を面白おかしく言って、笑うとか
わざと、汚い言葉を使って、相手を怒らせるように仕向けて、
相手が感情的になっているのを見て笑う、というような
「身内ネタ」
「仲間内だけで、終始するネタ」
での笑いが増えたように感じちゃうのは
自分が相当ひねくれているんでしょうか。
その笑いで誰かが傷つく
ということのない笑い、
誰でも笑える笑いって
質が高い気がするんですよね。
ではそんな質の高い笑いを生み出す話力を身につけるには
どうしたらいいのでしょうか。
調べていたら日頃の雑談で練習ができる
という記事を見つけました。
その記事によると
おもしろい話は「感情と行動」のセットを
意識すると良いそうです。
したこと(行動)だけを語っても
話が冗長で面白くない相手が飽きてしまう、
でもしたことに感情を加えると
一気に話は面白くなるんだそうです。
これは昔、子供の作文講座でも
聞いたことがあります。
したことが羅列されている文章は
面白くないんです。
ドラマでも映画でも
ただストーリーを追うようなものって
途中でつまらなくて早送りしたくなりますよね。
やっぱり
感情描写を丁寧に表現しているものに
心が動かされます。
話すときに自分が
「ここは特に強烈な感情を抱いた」という箇所だけでも、
感情と行動をセットで丁寧に描写して人に伝えると
誰でもおもしろい話を作りやすいと思います。
自分の感情が動いて生み出される笑いは
人を傷つけることが
少ないように思います。
もしそれで人が傷つくようなら
自分の心理を省みる良い機会にもなりますよね。
で、そうやって
失敗して学んでいくうちに
どんどん笑いの質も
上がっていくのではないでしょうか。
気がついたら
自分の周りに
自然と笑いが絶えなくなっているかもしれません。
そんな世界をまずは自分から、
目指したいと思います。
最後までお読みくださり
ありがとうございます。
今日も素敵な1日を
お過ごしくださいね。
ではでは!
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