みなさま こんにちは
いつもお読みくださり
ありがとうございます。
今朝のワークショップで
「祈り」の価値について
考えてみました。
祈るって
崇高で高尚なイメージでしたが
文字の成り立ちをみると
生贄を捧げるって意味なんですよね。
いのり【祈り/×祷り】
1 神仏に請い願うこと。祈祷きとう。祈願。「―を捧げる」
2 能の働事はたらきごとの一。山伏や僧(ワキ)が鬼女(シテ)を降伏するさまを演じるもの。小鼓こつづみ・大鼓おおつづみ・太鼓・笛で奏する。「道成寺」「葵上」などにみられる。祈働いのりはたらき。
3 狂言の型の一。山伏が印を結び、数珠じゅずをもんで祈るもの。
[類語]祈念・祈祷・加持・黙祷・祈願・誓願・立願・発願・願掛け・代願・願う
出典 小学館デジタル大辞泉「祈/祈」という漢字
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「祈」は中学生で習います。「祈」は常用漢字外(人名用漢字)です。)成り立ち、読み方、画数・部首
意味①「いのる」
ア:「神や仏に、ある目的が達成できるように願う」
(例:手を合わせて神に祈る)イ:「心から望む」、「願う」(例:無事を祈る)
②「いのり(いのること)」
③「求める」(例:祈求)
④「神や人に告げる」
成り立ち
形声文字です(ネ(示)+斤)。「神にいけにえをささげる台」の象形
(「先祖神」の意味)と「曲がった柄の先に刃をつけた斧」の象形
(「斧」の意味だが、ここでは、「近(キン)」に通じ(同じ読みを持つ「近」と
同じ意味を持つようになって)、「ちかづく」の意味)から、幸福に近づく事
を願う事を意味し、そこから、「いのる」、「いのりを意味する「祈」という
漢字が成り立ちました。
※「祈」は「祈」の旧字(以前に使われていた字)です。
※「祈」は「祈」の略字です。
出典:漢字漢和語源辞典
神とのギブアンドテイクな
印象があります。
神に生贄を捧げると
代わりに豊作だったり
平和だったりが約束されるような
そんなイメージが浮かんできます。
神様って
交換条件とか、犠牲者が必要とかを要求するような
そんなけち臭い存在なんでしょうか。
個人的には
それって神ではないのではないかと
思うんですよね。
それは人間たちが
勝手に思い込んでいる
人間が作り出した創造物な気がするんです。
ですが祈りを全面否定しているわけでは
ありません。
神はいると思えばいる
いないと思えばいない存在で
祈りも効果はあると思うんです。
でも祈りって
どの意識でそれをやるか
だと思うんですよね。
本当に平和な人は
平和は祈りません。
健康な人は
健康を祈らない。
平和を祈るときの
意識を考えてみると
「世界は平和ではないからそれを願っている」
わけで
つまりは
「世界は平和ではない」
と宣言しているようなものなんです。
人間が意識を向けた方向に
エネルギーは流れるので
そちら「世界は平和でない」にエネルギーを流すことに
なってしまうと思うんです。
つまり
本当に世の中を平和にしたいのならば
平和の状態にある状態から
純粋に祈ることが
が必要だと思うのです。
それってどうすればいいんでしょう?
これは個人的な考えですが
それには実は
今の状態(平和ではないと思っている状態)の価値を見出し
すべてのものが本当に意味があってそこに存在している
ということを心から認識することが
まず第一歩だと思うんです。
そのうえで世界をどのように捉えるか
自分で決めていくことで
すこしずつですが
自然と世界が
自分が捉えたままの世界になっていることに気づくんだと思うんです。
そのとき
祈るとか、平和かどうかとか
神様と取引するとか
そういう発想自体がない世界で
生きているのではないでしょうか。
サンクスギビングワークって
そんな意識を生むために
ゆっくりですが確実に進んでいける
プライスレスな活動だと思うんですよね。
ご興味のある方
是非問い合わせてみてください。
最後までお読みくださり
ありがとうございます。
今日も素敵な一日を
お過ごしくださいね。
ではでは!
ちょっと無責任な感じがする。ギブアンドテイクな感じがする。
良かれと思ってやっている。
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