「認めてもらいたい」
って誰でも持っている欲求ですよね。
でもその承認欲求の強い方が
多くなっているような気がします。
「癒してもらいたい」
「こんなに自分は大変な目にあった」
ということを
誰かに話して癒してもらいたい
苦労を認めてもらいたい
というエネルギーを
いろいろなところで感じます。
でも
この欲求に
どんなに餌をあげても
キリがないのです。
なぜならばそれは
睡眠欲や食欲と一緒だからです。
睡眠や食欲は
寝たり食べたりすれば
一時的に満たされますが
また活動すれば
寝たくなり食べたくなりますよね。
それと一緒です。
承認欲求は
どんなに満たしたつもりでも
また承認されたくなるのです。
そしてそれは
外に求めてばかりいると
「ざる」なんです。
穴の空いた器に
承認というエネルギーをいれているようなもので
とても効率が悪いのです。
まず
自分自身で自分を承認してあげないと
お皿は穴が開いたままなんです。
自分を認めていくと
自然に満たされていき
穴が塞がっていきます。
そうすると
外からの承認はごく少なくても
自分自身は
いつも満たされていることができるのです。
満たされていると
人にも優しくなれるし
ちょっとしたことでは
動じなくなります。
そのためには
「人に認められたい」
とか
「辛い気持ちを誰かに言いたい」
という衝動が起こった時
これはキリがないものだと
気づくことが大切です。
そして自分で自分に
「建設的に生きるにはどうしたらいいか」
を問いかけ続けてみると
過去にこだわるのが
無駄なことだと
わかるようになります。
すると
今頑張っている自分に
目がいくのです。
それが承認ということ。
自己承認というと
非常に難しいことのように感じますが
考えすぎているだけです。
わざとハードルを上げて
現状維持しようとしているだけなんです。
目を向けるだけで
承認はできているし
なんだか安心した気持ちになるものなんです。
すると
お皿の穴も埋まっていく。
そういうものです。
そのとき
セラピストにお願いする必要がないことにも
気づけるようになるのです。
それが一番エコなのでは
ないでしょうか。
ではね!
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