ルールが大切になりすぎると、、

みなさま　こんにちは

いつもお読みくださり
ありがとうございます。

今朝のワークショップで
「マイナンバーカード」の価値について
考えてみました。

メンバーの中に
F県に住んでいらっしゃる方が
いるのですが
住んでいる町で
今マイナンバーカードを
作ると２万円の商品券がもらえる
というキャンペーンをしているんだそうです。

商店街の
どのお店に入っても
カードを作ることを勧められ
子供にも無理やり作らせようとするらしく
その圧力に違和感を覚えたそうです。

なんでそんなに作らせたいんでしょうね。

私は
○CR検査みたいに
お得なものには
何か怪しさを感じるので
絶対作りたくない
と思っていますが

頑ななのも
分離を生みますし
否定していることに繋がるので
ここは価値を見出しておきたいと
思いました。

マイナンバーカードがあれば
・個人の特定が迅速にできるので事務処理が楽になる

・本人確認が速やかに行われるので、信用取引などが迅速になる。
など、
政府側からしたら
管理が楽になりますよね。

この本人確認って
今の時代
整形手術をしてしまえば
何にでも変われるし
よく考えたら
いくらでも「なりすまし」って
可能だと思うんです。

自分だと証明する上で
マイナンバーカードは
便利なのかもしれません。

監視社会の象徴のように
言われていますが
もちろん監視社会って窮屈だし
お互いで監視し合うって
信用されてないってことで
疑心暗鬼で毎日過ごさなければならないのは
安心できなくて嫌ですよね。

個人的には
マイナンバーなんて制度がなくても
みんなで
助け合う社会だったら
必要ないんではないかと思うんですが

今の状態では
個人の裁量に任せると
魑魅魍魎とした
世の中になってしまうのかもしれません。

人の良心に期待するより
制度で統制をとった方が
手っ取り早いです。

ちょっとこれも
西洋医学やケミカルな感じがしますが。。

マイナンバーもそうなんですが
世の中の流れが
制度で統制をとる方に
強まっていると感じたのは

先日、知人（Aさん）が
免停になって
試験場で一日講習を受けた時の
話を聞いたからなんですね。

Aさんが免停になった最後のトドメが
一時停止確認を怠ったという理由
だったそうです。

そこで試験場内の仮設道路で
その一時停止確認講習を
受けることになったらしいんです。

Aさん
「止まれのラインが引いてあるところが
　交差点のかなり手前だったので
　左右を確認するため
　ゆっくり徐行しながら
　交差点寸前まで出て止まって確認したんですよ。

　そうしたら
　試験官から
　”それじゃまた捕まります。
　必ず一時停止ラインで止まってください”
　と言われたんです。

　”停止ラインからじゃ
　車が来ているかどうか
　見えないんですけど”
　と言うと

　”ルールはルールなので
　必ず停止ラインで止まってください。
　ルールを守れる人ということで
　国は免許を与えているんです。
　守れなかったら今度は免許取り消しになります”
　って言うんですね。

　そっかルールが優先か
　と、そこでは納得したんだけど
　人として信用されてない感じがして
　複雑だった」

と言っていました。

まあ、確かに
免停になったわけで
何も文句は言えないかもしれませんが

こういう理由で
免停になるって
自分の目で確かめるより
ルールを優先すれば
間違いない
と言われているようで
何が大切かの価値基準が
ゆらいでしまいます。

信用されていない
と感じるのは当然で
でも
確かに信用できないと思われても仕方なくて
と言うジレンマを感じます。

この話を
メンバーにしたら
「以前エジプトに住んでいた時
エジプトはルールとかほとんどなくて
渋滞は毎日だし事故もしょっちゅうで
みんな助けてくれるけど
すごいカオスだった」
と言っていて

やっぱり
ルールが必要なのか、、
と思ったんですね。

でもルールを守ることが
優先されすぎると
自分で臨機応変に考えるより
ルールが優先される気がして
なんだか世知辛く感じてしまいます。

でも
飛躍して考えると
ここに問題意識を持っているから
こういう出来事を見聞きするのかもしれません。

いろいろ議論しているうちに
最初に思っていた
「マイナンバーカードは
　意地でも作らない」
という気持ちは薄らいでいました。

というわけで
時間切れで本質的な価値を見出すところまで
いけなかった感じがしたんですが
このお題は
奥が深いので
これからも
取り上げていきたい
と思ったのでした。