人によって態度を変えることの価値について考える

サンクスギビングワーク

みなさま こんにちは

いつもお読みくださり
ありがとうございます。

今朝のワークショップで
「人によって態度を変える」ことの価値について
考えてみました。

なぜこのお題に取り組むことにしたかというと
先日、スペークワークをしている時
「人によって態度を変える人」を
目の当たりにしたからなんです。

その日は
井の頭公園に続く
スタバのある賑やかな道で
ゴミ拾いをしていました。

そこのスタバには
テラス席があるんですが
道路に面した席に
若いカップルが座ったんですね。

2人の目の前の
道路の脇には
ティッシュが丸められて
3、4枚落ちていました。

カップルの女の子がそれを
すごく気にしているようでした。

私は少し手前の反対側の路肩を
掃除していたんですが
なんとなく彼女から視線を感じていました。

嫌な予感がどこかでしたので
目が合わないように
黙々と作業をしていたんですが
少ししたら男の子が何かを取りに席を立ち
建物の中に入って行ったんです。

ふと席を立った彼に目が行きました。
と、その時、彼女が私の方を向いていることに
気がついたんです。

目が合うと彼女は
私に向かって
ティッシュを目で追い
「拾って」
というように顎でジェスチャーをしました。

私は咄嗟に
見なかったことにして
目線を逸らしてしまいました。

程なくして
彼が戻ってきたので
彼女はそれ以上私に
声かけしようとしたりはしなかったのですが

しばらくティッシュと私を
気にしているようでした。
(結局その場は通り過ぎました)

彼の前では
とてもさっきのような態度をとるような子には
見えませんでした。。

ゴミ拾いをしていると
人は相手の見た目、行動などで判断し
態度を変えてくるなあ、と
感じることがあります。

もちろん自分も
しょっちゅうやっている自覚があります。

確かに相手に合わせて態度を変えることは
生きていく上で
非常に大切な要素です。

上司には
ヘコヘコし、
部下には
いい先輩で、
友人の間では
博愛的で、
彼女には
自由奔放に、、
と切り替えることで

相手の属性にあわせて、
自分の適切な人格(パーソナリティー)を
割り当てることができるからです。

そうすることでうまく世の中を渡っていくことができるし、
何かまずいことがあれば
パーソナリティのせいにすることができます。

東南アジアのある国に
赴任をしたことがある知り合いが
その国では
何人か人が集まると
すぐに序列をつけるのが当たり前だった
と言っていたのを聞いたことがあるのですが

人によって態度を変えることは
頭の中で
瞬時に人に序列をつけて
この人にはこの態度を取ればうまくいく
という損得勘定が働いているように感じます。

人によって態度を変える時
それを条件反射でやっているものだと思うんです。

人間としての
今この瞬間に感じる相手への感覚より
自分を守るために身につけた
処世術に
任せてしまう行為に思えるんですね。

パターン化された行動で生きるのは楽です。

流れに任せていればいいからです。
その都度考えるという手間を省けます。

でも
それに頼らない
ということにも
挑戦してみてもいいのではないでしょうか。

そのことが結果として
損得勘定では測れない価値を
自分に与えてくれると思うのです。

最後までお読みくださり
ありがとうございます。

今日も素敵な1日を
お過ごしくださいね。

ではでは!




サンクスギビングワークスペースワーク@吉祥寺
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