所有の概念について考えてみる

サンクスギビングワーク

みなさま こんにちは

いつもお読みくださり
ありがとうございます。

先日ワークショップ
「所有する」価値について
考えてみました。

自分のものって概念は
いつから身につくんでしょう。

3歳くらいから
「私のもの」って思っていた気がします。

でも「ここからここまでは私の家だから
車を止めないで、柿の実をとらないで」
「結婚していると知っていて
付き合うなんて」など
所有することによっての揉め事は
限りありません。

戦争がなくならないのは
「ここからここまでが自分の土地で
 ここからここまではあなたの土地」
という所有の概念があるからです。

とはいえ
自分のものって
愛着が湧くし
いくらでもカスタマイズできるし
気分が上がりますよね。

インターネットの世界では
所有という概念がないと
成り立たないと
言っていました。

発信者の権限がないと
情報が勝手に書き換えられたり
詐欺が横行したりということが常態化して
混乱するからです。

でも10代、20代の世代では
この所有という概念が
少し変わってきている気がしました。

例えば
車って自分は所有していないと
カスタマイズできないし
レンタカーって前の人の癖みたいなものが
微妙についている気がして
やっぱり自分の車が欲しいなと
思ってしまうんですが

最近の若い世代の方は
まるで自分の駐車場に車を取りに行くみたいに
タイムズカーシェアを利用してたりします。

言われてみれば
保険とか車検とかローンとかを気にせずに
その日の気分で
好きな車を選べるのは
気楽ですよね。

所有していると
たまにはスポーツカーでとか
今日はハイブリットカーに乗ってみたいとか
そんなことはできません。

そう考えると
所有することがいいことだっていう考えは
親からの刷り込みも大きいように思います。

親の世代の親は
戦後の焼け野原で
何も持っていないことからのスタートだったと思うんです。

そうすると
「土地を持つことはいいことだ
突然追い出されることがない」
「家を持つこと、家族を持つことで
世間に認められる」
という価値観が生まれ
それをずっと聞かされてきたために
所有が大切だと思ってしまった気がします。

価値観って
元々自分が持っているものではないですよね。

親や周りの人
環境などで身につけたものです。

つまり
自分の持つ価値観は書き換えが可能なものです。

そう考えると
所有に対するこだわりのようなものが
少し和らいだ気がしました。

一人ひとりの所有の概念が
和らぐと、もっと世界は
緩くなっていきそうですよね。

実際その方向に向かっているみたいです。

最後までお読みくださり
ありがとうございます。

今日も素敵な1日を
お過ごしくださいね。

ではでは!





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