みなさま こんにちは
いつもお読みくださり
ありがとうございます。
私は
ホームぺージのサブタイトルにもしているくらい
言葉ってとても大切だと思っていて
普段からなるべく
使う言葉には注意するようにしています。
例えば
以前「なるほど」を
連呼するのが
癖になっていた時期があったのですが
「なるほど」の意味や
使っている人に対する印象について書かれている
サイトを見たりして
「なるほど」を使う人は
適当だったり上から目線な印象を受ける
という記事を読んで
使うのを控えるようになりました。
だからといって
「なるほど」が
悪いと思っているわけではありません。
言葉の意味を知って
本当にふさわしいタイミングで使うことが
言葉へのリスペクトになると思ったのです。
「なるほど」は
意味
なるほどとは、同意したり、納得したりする気持ちを表す語。確かに。本当に。
なるほどの語源・由来
なるほどの「なる」は「実現する」「出来上がる」「成立する」ことを表す「成る」。
「ほど」は「程度」「限度」を意味する「程」で、なるほどは「できる限り」の意味で使われていた。
やがて「なるべく」「なるたけ(なるだけ)」に代わり、なるほどは「いかにも」「たしかに」といった、相手の言うことを肯定する言葉となった。なるほどがこのような意味に変化したのは、「できる限り」という程度・状態はそれ以上のものがなく、「他には考えられない」「明らかである」の意味に通じることからと考えられる。
(語源由来辞典)
というわけで
「なるほど」の本来の意味は、
”同意”や”理解・納得”をしたときの表現で
他には考えられないほど
明らかな「同意・理解・納得」があった場合に使うのが
適切なんですね。
それを
大して納得もしていない時に
「なるほどなるほど」と連呼したり
「なるほどですねえ」
と相槌がわりに使うと
やはり言葉の持つエネルギーとの齟齬(くい違った感じ)が出て
周りから見ると
適当だったり上から目線に見えたりするわけです。
なので
今でも
心から納得した時は
「なるほど」
と出ます。
そのとき
言葉にも力が宿る気がするんです。
というわけで
朝のワークショップでも
お題が決まったら
その言葉の意味を
しっかり調べるんですね。
で、今日のテーマを
最初は
「ファシリテーター」にしよう
と言って
調べることにしました。
普段ワークショップを進める上で
やはり進行を見守る役は必要ということで
この言葉を使っていたんですね。
ですが調べてみたら
少し意味が違いました。
ファシリテーター(facilitator)
(デジタル大辞泉「ファシリテーター」)
1 物事を容易にできるようにする人や物。また、世話人。 2 集会・会議などで、テーマ・議題に沿って発言内容を整理し、発言者が偏らないよう、順調に進行するように口添えする役。議長と違い、決定権を持たない。
つまり、会議の中で意見は言えないということなんですね。
ワークショップでは始まってしまえば
どんどん意見は言いますし
発言内容を特に整理したりもしないので
これは違うと
他を探しました。
で、モデレーターはどうか
という話になったのですが
「モデレーター」の意味
「モデレーター」の意味1つ目は「仲裁者」「調停者」です。「仲裁者」「調停者」の意味は「第三者として争いの真ん中に入ってそれをやめさせる人」のことを指します。どちらにも肩入れすることなく、中立の立場を維持しつつ、当事者間の問題を解決へ導くことが仕事です。 「モデレーター」の意味2「司会役」 「モデレーター」の意味2つ目は「司会役」です。「パネディス」と略されることが多いパネルディスカッションや、討論会、座談会における司会役のことを「モデレーター」といいます。「モデレーター」は司会役として、会が活発で円滑に進めることが大事です。
(Weblio辞書より)
これは何か対立するものをまとめ、調整していく
というニュアンスが強い言葉でした。
これもちょっと違うということで
他にもいろいろな言葉を
当てはめてみたのですが
どれもピンと来ず
結局作ることにしました。
で、
「ワークリーダー」
という名前に決定しました。
意味は
(サンクスギビングワークショップ)
普段の会議などでモデレーターやファシリテーター、司会進行 の役割を超えた次世代の場を司る役割のこと
というわけで
これから
具体的にワークリーダーの概念が
構築されていくのだと思います。
言葉の意味を知って
ふさわしい状況で使うことって
本当に大切だと思います。
普段から
そんな気持ちを
持っておきたいなと
改めて感じたのでした。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
今日も素敵な1日を
お過ごしくださいね。
ではでは!
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