スタバで砂糖のことについて考える

身体と向き合う

みなさま こんにちは

いつもお読みくださり
ありがとうございます。

今日、
スタバのカウンター席で
外を見ていたら
テラス席に
ゴールデンレトリバーを連れた
高齢の男性がやってきました。

その男性が
おもむろにスタバで買った
バウムクーヘンを
レトリバーくんにあげ始めたんですね。

彼(?)は食べ始めると
興奮状態になり
目が爛々と輝いてきました。

男性は
ちょっとずつあげていたんですが
レトリバーくんは
早くしろとでも言わんばかりに
震えはじめ
まるで中毒状態の禁断症状患者みたいでした。

スタバのバウムクーヘンって
砂糖をたくさん使っていそうです。

砂糖の害について
わかりやすくまとめてくださっている
「ヒサヨ母ちゃん」のブログから引用させていただきます。

砂糖が良くない理由
①砂糖はミネラルの吸収阻害を起こす
砂糖は『糖反射』を起こしてしまいます。
人間は角砂糖1/4~1/5個位の量を摂ると胃と十二指腸の働きが1時間以上ストップすることが東京大学の研究として発表されました。
つまり、食前に砂糖を摂ると胃が消化不良を起こし、食物の中にあるビタミンミネラルなどの重要な栄養素を吸収することが出来ないのです。
以前、子どもが遊びに夢中になり朝から何も食べずにおばあちゃんの家で甘いケーキとジュースを食べて真っ青になったことがありました。
すぐに持っていた海の塩をなめさせて、水分を補給したところ。元気を取り戻しました。
塩を摂らせることで、胃腸の働きが活性化したのです。

砂糖が良くない理由
②砂糖は免疫を低下させる
自然治癒力に一役買っている白血球!
白血球の一種マクロファージは体内に侵入したウィルスや細菌を食べてくれる存在。
しかし、砂糖を取り過ぎるとマクロファージの機能が低下することが判明しています。
下記の表は、白血球が砂糖によってどのくらい減ってしまうかが解ります。

私は、ガンになったとき、まず砂糖をやめることを指導されました。
砂糖はがん細胞の餌になると言われ、砂糖はもちろん甘いものはすべてアウトでした。
フルーツですらリンゴ一切れまで、アガペーシロップやメープルシロップもダメ、ジュースは100%のものを倍に薄めるように言われたのです。
最初は、砂糖中毒から抜けることが出来ず苦労しましたが、甘酒やドライフルーツを使ってスイーツを作れることを学び、今自宅に砂糖はありません。
しかし、しっかり自分の身体に合う美味しいものをいただいています。
この砂糖をやめたことが、私の身体に炎症作用を起こさなくなり、免疫力のアップに大きくつながっていきました。

砂糖が身体に良くない理由
③砂糖はインスリン感受性を低下させ糖尿病にさせる
砂糖を摂取するとブドウ糖と果糖に分解され、血中に送り込まれます。
血液中のブドウ糖は『血糖』と呼ばれますが血糖値は食後1~2時間をピークに減っていきます。
血液中の糖をコントロールするためインスリンというホルモンが血糖を回収するので血糖値は下がります。
甘いものをとり続けることは、このインスリンが出っぱなしの状態とな膵臓膵臓を疲弊させ、インスリンの効果を弱めていくのです。

砂糖が身体に良くない理由
④砂糖は食物アレルギーを引き起こす
砂糖の過剰摂取で血糖値が乱れると血糖値の調整のために副腎からコルチゾールというホルモンが出ます。
それが続くと副腎が疲労し機能が弱まります。
すると、コルチゾールの分泌が減ってしまいます。
このコルチゾールが抗アレルギーの働きがあるのです。するとアレルギーは悪化します。

砂糖が身体に良くない理由
⑤砂糖はガンを発症します
砂糖の取り過ぎは、低酸素、低体温、酸性体質になります。これはがん細胞の活動に格好の環境となっています。
低酸素状態は、冷え性、疲れやすい、風邪を引きやすい、便秘がち、肌荒れ、太りやすくなる、老けて見える等の状態を引き起こします。
これはすべて私がガンを発症する前の状態です。
食を変えて、腸が整うとこれらすべての問題が解決します。

砂糖が身体に良くない理由
⑥砂糖は心の落ち込みを引き起こす
砂糖を摂ると脳では神経伝達物質のドーパミンが大量に分泌されます。
ドーパミンによって一時的に快感や幸福感を得られますが、度が過ぎると感情の起伏が激しくなり不安や怒り憎しみなどのマイナスな感情に陥りやすくなります。
そして、砂糖の効果が切れるとまたドーパミンによる幸福感を得たいがために砂糖が欲しくなります。
過剰なドーパミン分泌は統合失調症を引き起こすと言う見解もあります。
最近の研究では、発達障害もまた砂糖の影響があると言われています。

砂糖が身体に良くない理由
⑦砂糖は肥満の原因
砂糖の取り過ぎによって血糖値が急上昇し過剰なインスリンが分泌された後、今度は血糖値が急激に下がります。
すると、摂食中枢が刺激されて空腹感を感じます。その結果食べ過ぎにつながっていきます。

砂糖が身体に良くない理由
⑧砂糖は視力を弱める
砂糖を代謝するにはビタミンB1が大量に必要となります。
砂糖を取り過ぎるとこのビタミンB1が欠乏。すると目と網膜炎や視神経炎を引き起こします。
動物実験でウサギに大量に砂糖を食べさせると、眼球やめの周りの骨の発達に悪影響を及ぼし近視になったという実験報告もあるそうです

砂糖が身体に良くない理由
⑨砂糖は老化を促進する
糖化によって生み出されるAGE(終末糖化産物)はコラーゲンに蓄積します。すると肌の弾力が失われ、肌かたるみ、くすんでしまいます。
また、内臓、骨、髪の毛にも蓄積し全身のあらゆる老化を促進します

砂糖をやめたことによって、長年の便秘が解消し、いつもどこかに起きていた炎症作用がなくなりました。
風ひくひくことも激減、ひいても医者にかからず数日で元気を取り戻します。
太りやすかった身体は、理想体重を勝手にキープし、お肌の状態は人生の中で絶好調。
疲れにくくなり、体温は上がりました。アレルギー症状も薬を必要としていません。
花粉症の悩みもなくなりました。
そして何より、心が安定しやすくなりました。イライラすることがなくなり心の落ち込みもなくなりました。

自分は普段あまり砂糖だらけのものを
食べないのですが
どうしても食べなければならないとき
というのがあります。

で、久しぶりに食べると
足がつるんです。

いててててってなります。

そういうときは
ニガリを水に入れて飲むようにしています。

結構即効性があり
数分で痛みが和らいできます。

ニガリは
ミネラルを多く含むので
体のバランスを
取り戻してくれるんだと思います。

なので
ほんとにミネラル奪われるんだな
といつも思います。

また
母が膵臓癌で他界したのですが
最後の数週間
ホスピスにお世話になりました。

そこで
母がとにかく甘いものを
食べたがったのです。

で、看護師さんに
そのことを話すと
「砂糖は癌の餌になるから
体が欲するというより
癌が欲しているんです」
と言われました。

この言葉、結構衝撃的でした。

もう母の体は
癌に占有されている感じがして
恐怖を覚えたんですね。

で、
「ではあげない方がいいですよね」
と言ったら
「いや、あげないと
体が痛いんです。
あげてください」
と言われたんです。

これもまた衝撃的でした。
とても複雑な気持ちになりました。

末期の癌だとしても
砂糖をあげたら
癌の餌になる
つまり癌がさらに増殖するわけで
母の寿命は
さらに縮んでしまいます。

それを分かった上で
甘いものをあげることに
罪悪感を感じました。

ですが
痛いのは
避けてあげたい。

そんな思いを抱えながら
介護をしていました。

砂糖は
魅力的です。

砂糖で作られたお菓子は
見ているだけで
幸せな気持ちになりますし
食べた瞬間は
なんとも言えない
満足感を与えてくれます。

ときには
そんなご褒美が
必要なこともあります。

我慢することのほうが
害になることもあります。

ですが
食べ過ぎは
長い目で見ると
自分のためではないことを
しっかり自覚をし
ほどほどに距離を置き
心身ともに健康でいられるように
したいですよね。

目の前に現れた
ゴールデンレトリバーと男性の
やりとりから
砂糖について
改めて考えさせられたのでした。

ではね!







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