以前にも書きましたが
本当に情報が多すぎて
最近何を信じたらいいのか
わからないですよね。
そういうとき
話に説得力がある人がいると
つい引き込まれて
その人の言っていることを
まるのまま信じそうになることがあります。
ですが、
よく考えてみると
説得力があるって、
「その人が自分の持つ情報や信条を
いかに信じてるか?」
っていうことなんです。
つまり
その人がどれだけ信じ込んでいるか
なのです。
説得力があるから、
言われた方は納得してしまいますが
その情報の正否や、信条が
自分にも当てはまることなのかとは
関係がないんです。
例えば
昔、友人に保険の勧誘を受けたことがあるんですが
その友人は本当にその商品が良いものだと
信じ込んでいるので
とても言葉にエネルギーがあって
納得させられたんですね。
ですが
今考えてみると
「将来、癌になったり女性特有の病気になったら
この保険のこの保証が完全に守ってくれるよ」
という言葉は
嘘ではないだろうし
本気で自分のこと心配してくれているのかもしれないけど
「自分には当てはまらない」
と思うんです。
人間って
人に心配されると
その期待に応えるような
反応をしてしまうことがあります。
以前ブログに書きましたが
子供が転んだ時
「ああ大変、かわいそう」
などと声をかけると
自分でかわいそうなんだと
思ったり
構ってもらえるので
何度も同じことを繰り返し
本当にかわいそうな子になっていく
ということを
してしまうものなのです。
癌になりたくないですよね。
将来なったら
って言われると
ついそこに意識が向いちゃって
エネルギーが乗っかってしまいますよね。
説得力があることと、
その情報の正否や、信条が
自分にも当てはまることなのかは
関係がない、ということを
しっかり理解した上で
人と接していくと
説得力にだまされることが
減っていきます。
その上で
自分が何を大切にしていきたいか
を整理してみると
自分にとって
どの情報が大切か
わかるようになってくるんだと
思うのです。
ではね!
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