はしゃぐと落ち込むのセットから抜け出す確実な方法

サンクスギビングワーク

みなさま こんにちは

いつもお読みくださり
ありがとうございます。

今朝のワークショップ
「はしゃぐ」価値について
考えてみました。

「はしゃぐ」って漢字で書くと
「燥」(はしゃぐ)なんですね。

乾燥の燥です。

意味
はしゃぐとは、調子に乗って浮かれ騒ぐ。乾燥する。乾く。

はしゃぐ(燥)の語源・由来


はしゃぐは「はしやぐ」が拗音化した語で、「はしやぐ」は木が乾燥して反り返ることを意味した。
そこから、はしゃぐは「乾燥する」「乾く」の意味、江戸時代頃から「調子に乗ってふざけ騒ぐ」の意味でも使われるようになった。
「乾燥」から「騒ぐ」の意味になった由来は、対義語の「湿る」を考えると分かりやすい。
「湿る」は乾いていたものが水分を含んでジメジメしていることを言い、「気が滅入る」や「元気なく沈んだ状態になる」といった意味に派生している。
「はしゃぐ」は「湿る(元気なく沈んだ状態になる)」の反対なので、「調子に乗って浮かれ騒ぐ」の意味を持つようになったのである。

語源由来辞典 https://gogen-yurai.jp/hasyagu/

はしゃぐのが
木が乾燥して反り返るから来ているのは
なんとなくわかる気がしました。

乾燥すると
脆くなりますよね。

度を越えると
粉々になります。

かといって
対極の湿るのも
ものを腐らせます。

「塩梅」って大切です。

インスタとか見ていると
はしゃいでいる画像ばかりアップしている人を
見かけることがありますが
多分落ち込みも激しいのではないかと推察します。

感情は波ですから、

RuhiaT https://twitter.com/ruhia_t/status/1325042690799542272

アップが激しいものであればあるほど
ダウンも激しくなるのは自然の摂理だと思うんです。

でも
だからと言って
はしゃいでいる子に
「はしゃぐのをやめなさい」
というのは
抑圧でしかないと思うんですね。

抑圧をすれば
どこかで爆発します。

自分の事例ですが
昔、親から
「調子に乗るな、浮かれるな、はしゃぐな」
とことあるごとに言われて育ちました。

そう言われることがすごく嫌でした。

嫌ですけど
我慢していました。

ですが
親の目が届かなくなった
大学生くらいから
それは外に向けて
解放されるようになりました。

つまり
思い切りはしゃぐようになったんです。

でも、
必ず叩く人がいました。

大学教授だったり
上司だったり
友達だったり

で、叩かれると激しく落ち込んでいました。

今考えると
バランスがとれていたんですよね。。

そうこうしているうちに
自分が子育てをする番になりました。

「自分がされて嫌だったことは
子どもにはしない」

それを信条に
娘がはしゃいでいても
そのままにさせておきました。

本当は「うるさい!」と言いたかったし
親と同じように
「調子に乗るな、浮かれるな、はしゃぐな」
と叱りたかったんですが、我慢していました。

そうすることで
娘は解放され、
自由にのびのびと生きられると思っていたんですね。


でも今
娘は落ち込みが激しい気質を持っています。

あれ、って思いました。

これって思ったことを
口にしないで
抑圧させることでは
根本的な解決にはならないんですよね。

反面教師的なやり方は
所詮コインの裏表なんです。

コインはコイン。

それは被害者と加害者が一対なのと一緒で
対極があって存在する概念なのかと思います。

ではどうすればよかったんでしょうか。

と考えていたら、これって
これで順調だったんだと気づいたんです。

まずは
それはそれでいいよねって言われる全肯定の環境に身を置くことが
大切だと思ったんですね。

それには
まず否定の場
「こんな状況は嫌だ」
と思える環境が必要だったわけです。

今、娘は
その位置にいる気がします。

まずは自分自身の好きな部分嫌いな部分の両方を認めていき
自分の世界を肯定する環境を作っていきます。

その上で
「はしゃぐ」と「落ち込み」は
一対であるという構造を理解し、
自分で判断していく土台を作ります。

つまり

①はしゃいでいる時の自分にまずは気づく
(「あ、いま、はしゃいでる」と意識にあげる)

②アップダウンの激しい曲線が好きか
なだらか曲線がいいのか
(どちらにも価値があります。ジェットコースターは
落差があってこそ楽しめる世界です)
その時の自分に選択してもらう


というのをやっていきます。

はしゃいでいる人というのは
周りが見えにくくなっているんです。

しかも「はしゃぐ」って
人の波に飲み込まれるような言葉でもあります。

周りに合わせすぎる人が
まるで代表でそれをやってしまう
という要素もあると思うんです。

それを止めるのって
個人の意思ではなかなか難しいんですね。

流れるプールで考えてみると
中に入っている人は
どこに出口があるか見つけにくく
流されるままになってしまうんですが

少し俯瞰した目線を持てれば
プールサイドに上がる方法が
いくらでも目に入ってくるものなのです。

それには事前に知っておく
というのが大切なんです。

これは
事前に「○○になった時、気づかせてください」
と自分自身にオーダーしておく、というシンプルなものです。

ここでは
「はしゃいでいる自分に気づかせてください」
とお願いします。

自分で自分に仕掛けるのが
一番自己承認欲求を満たしてくれます。

人やツールに頼らないで
自分の中の体内アラームを使って
自分で見つけるのが
根本解決につながるんだと思うんですね。

これの威力をみんな知らないんです。

結構気づけます。

気づけると
自然にその状況を客観視しますので
トーンダウンしていきます。

トーンダウンすると
周りの期待に応えようとか
その場のノリでついやりすぎる
ということが減っていきます。

自分の世界と周りの世界というのは混在しているんです。

お互いに影響を受け合ってますが
客観視すると
うまく出たり入ったりができるようになる
入り口に立てるようになってくるんですね。
(まだうまくはできない)

人間には
「人に合わせることが大切だ」とか
「人がいいと言っているものがいいものだ」
という価値観が根強くあるんですね。

それはとても
バーチャルなものなんです。

本当にそうかどうかはわからないですし
自分で勝手にそう決めつけている可能性は高いんです。

その価値観を脇に置いておいて
自分がやりたいと思うことは
なんでもやってみると
人の目を気にせず自分のやりたいことに没頭する楽しさを
味わえる土台ができるんだと思うんですよね。

自分の世界に没頭できると
自分自身を肯定できて
それがさらに世界を肯定することに
つながるんだと思うんです。

その時
わざわざ「はしゃぐ」必要が
なくなっているのかもしれないと
思ったのでした。

最後までお読みくださり
ありがとうございます。

今日も素敵な1日を
お過ごしくださいね。

ではでは!

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