みなさま こんにちは
いつもお読みくださり
ありがとうございます。
今朝のワークショップで
「犠牲を払う」価値について
考えてみました。
デジタル大辞泉「犠牲」の解説
ぎ‐せい【犠牲】
1 神、精霊などをまつるときに供える生き物。いけにえ。
2 ある目的のために損失となることをいとわず、大切なものをささげること。また、そのもの。「道義のために地位も財産も犠牲にする」「犠牲を払う」
3 災難などで、死んだり負傷したりすること。「戦争の犠牲となる」[類語](1)いけにえ・償い・代償・えじき・好餌・捨て石・身代わり・人身御供・スケープゴート/(2)ボランタリー・自発的・公共心・公徳心・犠牲的・サービス・献身・献身的・捧ささげる・挺身ていしん・捨て石・利他・利他心・志願・慈善・篤志・有志・殉ずる・ボランティア・奉仕・奉公・寄与・貢献・裨益ひえき・尽力・尽くす・骨身を惜しまず・粉骨砕身・身を粉こにする・身を削る・骨身を削る・命を捧ささげる・ケア・アフターケア・篤志家
出典 デジタル大辞泉
https://kotobank.jp/word/%E7%8A%A0%E7%89%B2-50597
自分のプロフィールにも書いていますが
幼い頃
自分の飼っている金魚と
食卓に登ってくる鯵の開きの区別がつかず
なぜ同じ魚なのに
食べられるものと
食べられないものがあるのか
わからなくて混乱していました。
先日、養鶏場の実態的な動画を見まして
ケージの中で
一生前にも後ろにも向けないで
卵だけを産むことを目的として存在する鶏に
複雑な感情を抱きました。
家畜と言われる
鶏、豚、牛は基本同じような
環境にあるようです。
では平飼い卵だったら良いのか
というと
商業目的で育てられている鶏は
卵を産めなくなったら
餌を与えているだけでコストがかかりますから
それ以上は生きられないわけです。
食べ物だけじゃないですよね。
例えばペットショップの犬も
たくさん生まれた子犬の中から
良い子だけが選別され
ペットショップに引き取られていきます。
残った子犬は
やはり餌代だけでもコストがかかりますし
誰かに譲れば
値崩れが起きますから
処分されるのだそうです。
動物園の動物だって
何頭も捕獲して
良いものだけが売られていきます。
残ったものは
野生に返しても
もう生きられないといいます。
釣りの
キャッチアンドリリースも同じです。
一回人間の手にかかったものは
野生に戻しても
どうにも弱くなっていて
すぐに他の魚の餌食になってしまうのだそうです。
人間もそうですよね。
私たちは
たくさんの精子と卵子の中から
受精したものの集大成で
そこには何億という精子の犠牲(?)があるわけです。
何かを選択すると
選択されなかったもの
というのが出てくるのは
世の常なのかもしれません。
また何かを犠牲として
差し出すことで
選別された側は安心して暮らせている
ということもあるのかもしれません。
何かの犠牲があるからこそ
目的を達成できたり、
目的に近づけたりするのが
今の世の中なのかなと思います。
今まで犠牲になったものが
どのようなことになっているのか
にあまりに無関心だったように思うんです。
そしてこれは
ギブアンドテイクな考え方を持っている限り
続くんじゃないかと思うんですよね。
全てのことは
フラクタル構造(内面は外面の相似形)。
自分の思考が反映されているのが
この世の中だと思うのです。
見ないでおこうとしておくのも
もう限界かな、と思うんです。
神様って
生贄を捧げるから
代わりに五穀豊穣をもたらしてくれるものなんでしょうか。
本当の神がいるとしたら
見返り、身代わりを求めたりしないと思うんですよね。
本当の神様は
どこにいるんでしょうか。
、、、
だんだん混乱してきましたが
どうしたら
全てのものが
安心して幸せに暮らせるか
存在の価値を感じて生きられるか
そんなことに思いを馳せたお題でした。
最後までお読みくださり
ありがとうございます。
今日も素敵な1日を
お過ごしくださいね。
ではでは!
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