みなさま こんにちは
いつもお読みくださり
ありがとうございます。
今朝のワークショップで
「受け取る」価値について
考えてみました。
誰かに褒められたり
何かをプレゼントされたりすると
「いえいえそんなことないです」
と言ってしまったり
「こんなにもらって申し訳ない。
お返ししなきゃ」
という思考になったりすることありませんか?
これって相手の気持ちを
素直に受け取っていませんよね。
こういう反応は特に日本人に多いと言われていますが
一説によると
日本人は昔から
横並びが生きる上で非常に大切で
それを守ってきたDNAが生き残ったからだと
聞いたことがあります。
昔は五人組という制度のもと
連帯責任で年貢を納めさせられていた時代があったようですよね。
お互い監視し合わせることで
平等に作物を納めさせられていたらしく
これによって
目立つことや人より劣ることが
死を意味することもあったと言います。
そうなると
横並びであることを大切にした種が残って
今に至っているというのも納得できます。
ということは
目立つことが悪なので
褒められて目立ちそうになったら
「そんなことないですよ」と言って
自分を落として難を逃れてきたんだと思うんですよね。
もらいすぎたら嫉妬されて
回り回って
「次の生贄は
〇〇さんちの子にお願いしよう」
なんてことになったら
たまったもんじゃありませんから。
日本語に謙譲語ができて
謙遜が美徳とされたのも
生きる術だったからだと思うんです。
ということは
日本人が受け取りベタなのも
仕方がないことかもしれません。
でも受け取るのが下手って
生贄制度とか五人組とかがない今の時代、
物質的にも精神的にも何かをくださった相手に対して失礼だし
自分にとっても勿体ないことだと思うんですよね。
あげたものを拒否されたら
あまり良い気持ちはしません。
例えばせっかく良いところを褒めてくれているのに
それを否定するということは
認めないということになります。
それでは自己肯定感も上がりません。
なのでやっぱりもう少し
受け取り上手になっても良いのかな
と思います。
で、思ったんですが
受け取り上手になるには
受け取る受け取らないということを
そもそも超越することが大切だと思うんです。
誰かから受け取ると
その人に返そうとしてしまいがちですが
必ずしもその人から返ってこなくても
時を経て
誰かから返ってくることって
本当にあると思うんです。
世の中は因果ではなく
与えたものが返ってくる
(それはどこからかわからない)
これって真理だと個人的には思うんですよね。
何を受け取るかは
自分がどのような気分でいるかが
とても大きく影響してくる気がします。
良いものを受け取る状態にするには
まず自分の心をその状態にすることーー。
そんなことを感じたのでした。
最後までお読みくださり
ありがとうございます。
今日も素敵な一日を
お過ごしくださいね。
ではでは!
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