今朝、
いつも出ているワークショップで
「レッテルを貼る」というテーマについて
みんなで話していました。
レッテルを貼るの意味を調べたら
「ある人物などに対して一方的・断定的に評価をつける」(デジタル大辞泉より)
と書いてありました。
ついつい
「あの人はこういう人」
という判断を前提として
人と話すときがあります。
ですがそうすると
その人が実はいいことを言っていても
決めつけることで一方的な
ものの見方が固定してしまい
大切な交流の機会を
逃してしまうこともある気がします。
一方で
事前にレッテルを貼って
人と会うと
データがあるので
安心することができます。
また相手に対して
優位に立てたり
他のメンバーとの仲間意識を
持てたりもします。
要はプラス面もマイナス面もあって
それを理解した上で
なるべくニュートラルな気持ちで
レッテルは最小限にしたほうがいいわけです。
ですが
どうしても先入観でみてしまいがちです。
そんな話をしていたら
参加者のAさんが
「人と会う時
初めて会う気持ちになってから
会うようにしている。
そうすると会話が弾む」
という話をされたんです。
それを聞いて、つい
「そうは言っても
それって難しいですよね」
と言ったんですね。
すると
「それはやっていないだけ。
決めたらできる」
というようなことを
おっしゃっていました。
言われてみればそうかも知れません。
「それって難しい」
というレッテルを
貼っていたことに気がつきました😅
ですがですが
初めて会う気持ちというのは
レッテルが何もない状態ということなので
やはり恐怖が湧きます。
しかも無理矢理感が
余計にマイナスに作用しそうです。
Aさんの境地を
いきなり実践するのは
ハードルが高いな、
何かクッションはないだろうか、
と考えていたら
これって
「相手に完全に愛されていると
勝手に思い込む」
と似ていることに気がついたんです。
以前ブログに書いたのですが
私は
もう一生会わないであろう
たまたまエレベーターで乗り合わせた人にも
何か怖さを感じることがあるんですね。
そんなとき
↑の言葉を唱えるようにしているのですが
これが本当に不思議と落ち着くのです。
相手も心なしか
表情が柔らかくなるんです。
これって
別のレッテルの上張りのような気もしますが
レッテルが悪いわけではないので
私はこれでいこうかなと
思いました。
「ものは使いよう」です。
すべてのことに価値があり
それは使い方によって
良くも悪くもなります。
あるものは使っていこうと
思ったのでした。
ではね!
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