意識的思考と無意識的思考 1

自分で考える方法

毎日人間は
1万から6万も考え事をしている
といいます。

ですが「考える」といっても
本当の意味で考えている時間って
ほとんど無いと思うんです。

「考える」には
大きく分けて2種類あります。

まず1つ目は
「無意識的思考」といわれるものです。


例えば
お腹がいっぱいなのに
手が勝手に冷蔵庫を開けているときって
ありませんか。
私は中を覗きながら
思考が自動的に
「これが賞味期限が近くて
これとこれを使ってできる料理ないかな」
と考え始めることがあるんですが

このときの自分は
「人の気配という条件反射で集まる池の鯉」
のようなもので

考えているとはいえ
勝手に考え始めていて
まったく意識的ではないんです。

これを無意識的思考と呼んでいて
ただの条件反射なのです。

よく考えてみたら
ほぼ全ての思考が
条件反射的で
これを見たらあれを思い出す
ある人と話していると同じところでムッとする、など

考えることって
パターン化してしまい
それに疑問すらもたないで
過ごしていると思うんですね。


条件反射は
楽ですが

慣れすぎると
イレギュラーにものすごく弱くなります。

イレギュラーが起きたとき
思考に空白ができて
動けなくなっちゃうんですね。

これをトランス状態と言います。

空白になる(トランス状態)ということは
車のシフトレバーで言う
ニュートラルの状態で
ただそこにある状態です。

そのとき
外的アクションに弱くなるんです。
(ニュートラルの時、外から押されたら
車でも結構簡単に動きますよね)

人間の場合、こういうとき
誰かの大きな声とか
助けてくれそうな人に
フラフラと従ってしまうのです。

その人の言っていることが
本当に自分のために
良い情報かという判断力を
全く持たずに、です。


それはなぜでしょうか。


それは、普段から
本当の意味での判断なんか
していないからです。

考えていると持っている
ほとんどの思考が
長年の繰り返しによりできた
思考パターンから繰り出される
条件反射的な考えで
普段考え慣れていないので
イレギュラーに
ものすごく弱くなっているからです。

本当の思考力というのは
パターンの中からは
出てきません。

パターンを抜けて考えてみること。

これが
意識的思考なんです。


(次回に続きます)







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