視野が広がると無知に気づいて愕然とするわけ

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みなさま こんにちは

いつもお読みくださり
ありがとうございます。

以前、飛行機に乗っていたとき
機内のエンタメ番組で
「約束のネバーランド」
という映画がやっていました。


ストーリーは
「人間が牧場で飼われていて
ある歳に達すると
出荷されていく(殺される)のですが
そのことに気づいた人間達が
牧場から脱出していく」
という、かなりおドロおドロしいお話です。

これを見た時は
怖いしひどい話だな、
というくらいの感想しかありませんでした。

ですが最近になって
「それって人間が他の動物に当たり前にやってることじゃん」
ということに
気がついてしまいました。

例えば
「鳥インフルエンザが発生したので
養鶏場の鳥を30万羽殺処分しました」
という報道を聞くと
「えー、かわいそう」とか
当たり前のように
「もったいない」
と思っていたのですが

よく考えたら
鳥インフルエンザが発生しなくても
その鳥たちは
丸々成長したら
人間が食べるために殺されるわけで
鳥からしてみたら
同じことだと思うのです。

牛や豚も同じです。

牛は特に感受性が強いので
自分の死期がわかるのか
屠殺場の近くに来ると
なんとも言えない泣き方をします。
(以前、屠殺場の見学に行った時に聞きました。
係員の方もあたりまえのように語っていました)

「食べるために育てる」

これが常識になっていますが
常識でいいのでしょうか?

そう考えると
今、どこかにいる支配者層の中で
「人間が多くなりすぎたので削減しよう」
という話が出ている、という話がありますが
それに対して自分は
文句を言える立場にあるのだろうか
と考えてしまいました。

抗議する以前に
支配者層と
意識は一緒なのではないかと
思ったのです。

「鳥インフルエンザが発生したので
養鶏場の鳥を30万羽殺処分しました」

「人口が増えすぎたので
ある国の人間を3000万人殺処分しました」

この2文は
人間にも支配者層にも
属さない視点で考えたら
同じように思えます。


どちらも悪気はなく
ただあまりにも
視野が狭く
無知なだけではないのでしょうか。

「他者の命を何とも思っていない」
「相手の立場に立てていない」

ただそれだけだと
思うのです。

ただ習慣でやっているだけなのです。

相手目線の想像力って
大切です。

「もっと生きたかったのに…

 まだ死にたくなかったのに…

 家族のためにエサを持ち帰りたかっただけなのに…」

彼らは人間に殺される理由なんて
どこにもないのです。

そんなことを
思い図る力が
世界を変える
第一歩になるのではないかと
真剣に考えています。


ではね!









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